07/17 景観の森で枝降ろし、冒険の森でボルト打ち

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奥多摩の景観の森は春に杉を皆伐したのだが、人手不足もあって切り倒した杉が斜面に放置されたままになっている。このままでは来春の広葉樹植樹もできないので、連休に大動員をかけて一挙に片付けることとなった。さらに午後は冒険の森の岩で、井上D助さんに指導を受けていよいよ穴開け、ボルト打ち作業。

景観の森の方は、当初9時集合組に名乗りをあげていたが、意外と早く起きることができたので6時半出発で8時集合組に合流すべく7時40分現地到着。だ が、だれもいない。暇なので駐車場の石垣でボルダリングの練習 (^^; 8時を過ぎたらぼちぼちと参加者が集まってきた。武蔵五日市駅8時集合だったらしい。

景観の森を登るのは初めて。上の方はけっ こう急斜面だ。今日は丸太を降ろすのではなく、地面に積み重なっている杉の枝をまとめること。まず枝を片付けないと、丸太に取りかかれないそうだ。作業そ のものは重労働ではなかったが、炎天下、斜面に立って黙々と杉の枝をビニール紐で縛っていくのは大変。30分ごとぐらいに「日陰に入って休憩!」の声がか かったけれど、塩とクエン酸を溶かし込んだ得500ccの水は途中で飲み干してしまった。

枝まとめは12時過ぎで終了。西を向いている斜 面なので、午後はまったく日陰がなく、真夏にはちょっと作業をやっていられない。ここで景観の森はお開きとして冒険の森に移動。奥の方の広場で流しそうめ んが始まっていた。野菜の天ぷらもおいしい。30日の流しそうめん大会が楽しみだ。
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気 がついたら井上D助さんから電話があり、下の岩に移動して準備を始める。やがてD助さんがやってきて、ボルト打ちの実技指導。ボルトを打つときに一番大事 なのは、どこに打つかということ。岩質がしっかりしていて、途中で落ちても振られたりせず、またカラビナがエッジなどと干渉しないこと。
打つ場所を決めるためだけで一日かかることもあるそうだ。

ハンマーで岩を叩き、岩質がしっかりしていて浮いていないことをチェック。最終的に上の方に左右2カ所2本ずつ、ケミカルボルトを打ち込むことになった。

D助さんがハンマーボルトで穴を開け、縁を削り、ブロアとブラシで掃除する。3回ぐらい掃除して、Hilti HIT-RE 500というケミカルアンカーを穴に注入する。FIXEのグルーイン・ボルトを入れ、あふれ出た樹脂をへらで集めて盛り上げる。

「土屋さんもやってみて」と言われ、生まれて初めての穴開け・ボルト打ち作業開始。ハンマーボルトが重いし、足場は悪いしへろへろ状態。それでもD助さんの手取り足取りの指導のおかげで、無事に2カ所の終了点を作ることができた。
bolt.jpg

引き上げる時にはすでに固まり初めていた。明日の昼間には強度的には問題ないようだ。

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このページは、masaruが2011年7月17日 19:46に書いたブログ記事です。

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