7/17 カサメリ敗退で小川山へ 渡渉失敗でずぶ濡れ

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梅雨も明けて、夏本番。久しぶりに外岩クライミングに行ってきた。

朝6時に西国分寺駅でMさん、ゴン助さんをピックアップ。15分頃国立ICから中央高速に乗ると、すでに日野バス停あたりから渋滞が始まっている。この時期は5時半ぐらいに乗らないとダメだな。それでも8時過ぎには須玉ICに到達。

最初の予定通り、カサメリ沢に向かう。瑞牆一帯は雲がかかっていて山頂は見えない。カサメリ沢もやや水量が増えており、丸太橋はしっとり濡れている。コセ ロックに着くと、全面びしょびしょだ。「ワニワニワニ」(5.11b)に取り付いてみたが、出だしのスラブから滑りそう。下のRCCボルトにクリップし、 1本目のハンガーまで行けずに敗退。回りからスポットされ、半分落っこちながら地面へ。モツランドもびしょびしょだったので、結露なのだろう。

この近くはどこもダメだろうと諦め、小川山に向かった。

廻り目平に到着したのは昼頃。最初、下の林道に駐車しようとしたが、チェーンの手前までぎっしり詰まっていて、置けるスペースがない。諦めてUターンし、 大日駐車場に回ったらそこそこ空いている。遊歩道側に沢を越えてちょっと入ったところにテントを張る。

もう昼過ぎなので、近場にしようということで兄岩へ。西俣沢はけっこう増水しており、岩の上を飛んでいくのは難しそう。結局、靴を脱いで裸足になり、浅い ところを突破。河原でもたもたしていたら、ハエみたいな虫(あぶ?)が何匹も食いついてくる。

兄岩は何パーティーか来ているようだけど、「森の緑に囲まれて」一帯は誰も取り付いていない。時間がもったいないので、アップなしでいきなり11bにトラ イ開始。

ゴン助さんは2ピン目のすぐ下のカチを取ってトラバースしていたが、ぼくやMさんの身長ではパツパツになってしまい、ムーブが起こせない。

クリップしてから一度下に降り、中間部にあるカチを使っていけば、なんとかトラバースできそうだ。というか、3年前にいいところまで行けているのに、すっ かり忘れている。

何度かトライしているうちに、やっとトラバースに成功した。だがその先、終了点手前のクリップができず、ヨレてしまってトップアウトできないまま敗退。前 夜3時間しか寝てない寝不足のせいなのか、調子も上がらず、2便で終了とする。

帰りの渡渉も裸足になって浅いところを渡る。水が冷たくて歩くのが辛い。集中していなかったせいなのだろうか、3分の2ぐらい渡ったところで転んでしま う。あわてて起き上がって、無我夢中で岸にたどり着いた。幸い、ザックには浸水しなかったものの服は全身びしょ濡れだ。おまけに変な力がかかったせいか、 左の太ももが攣ってしまい、痛みが残る。

急いでテントに戻り、着替える。下着とTシャツは換えを用意してあったけれど、クライミング用パンツはこれ1着。とりあえず、寝間着用に持ってきたス ウェットパンツに履きかえる。こんなゆるゆるスウェットでは明日登れない。濡れたパンツを乾かさないと。

金峰山荘の方に、「川上村にコインランドリーはありますか」と尋ねたら、「ないですねぇ・・・ あ、そこのシャワー棟にコイン式の洗濯機と乾燥機がありま すよ」。助かったぁ。

まずはナナーズ~ヘルシーの湯~ふじもとで焼き肉というゴールデンルート。食後、廻り目平に戻ってさっそくコイン式乾燥機にクライミングパンツを放り込 む。説明板には「混紡ブラウス1枚で300円30分程度」と書いてあって焦ったが、試しに200円入れてみたら20分ですっかり乾いた。さすがアディダス のスポーツウェア。

テント前でビール飲んでちょっとだけ宴会し、23時過ぎに就寝。

今日会った人たち:N子さん、ヤマダさん、GAIDAさん、ふーじん、こばやん、スラ婆さん、hohtaくん、spiralさん、たいちくん、いーづかくん、みぽりんさん・・・



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このページは、masaruが2010年7月21日 13:59に書いたブログ記事です。

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