8/21 小川山最高ルーフの岩峰でクラック特訓1

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お盆休みにはクライミングをお休みしたので、2週間ぶりの外岩クライミング。出発前日にパートナーが肩の不調でキャンセル。彼女があちこち連絡を取ってくれたので、無事に現地でのパートナーは確保することができた。

0時過ぎぐらいに中央高速に乗り、2時半ぐらいに長坂インター着。これまで自分が運転するときは須玉ICからだったが、ヤマダさんは長坂ICからの方が近 くて走りやすいと。ところが、インター出口で曲がる方向を間違えてしまい、右の長坂駅方面に行ってしまう。しばらく進んで間違いに気づきUターン。清里あ たりは前が見えないほどの濃霧に包まれたけれど3時過ぎに無事廻り目平キャンプ場着。

大日駐車場の奥に車を停め、その北側にテントを設営。6時半集合の約束なので6時に携帯の目覚ましをセットして就寝。だが、5時過ぎにすぐ隣に山岳会か、 中高年グループがやってきてぺちゃくちゃしゃべりながらテントを建てる。ペグを打つハンマーの振動すら響く距離で目が覚めてしまう。彼らが静かになってう とうとしたと思ったら目覚ましが鳴って起床。う~ 眠いし食欲もない。どんなに忙しくても絶対取る朝食をパスして6時半に山荘前の東屋に向かう。

日帰り参加のヤマダさん、1泊のClimber-Hさんと無事に集合できた。

今日の目的は最高ルーフの岩峰。駐車場奥の古いトイレの横を進み、「イムジン河」があるお殿様岩をやり過ごしてすぐに到着。高度差もないのでアプローチが楽でいい。

アップは「最高ルーフ」(5.10d)の1ピッチ目、2ピッチ目。1ピッチ目の出だしがちょっと苔でいやらしいが、2本とも5.7と易しいルートだし、 Climber-Hさんのフォローなので問題なく完登。久しぶりにマルチピッチでのロープワーク、特に終了点でクローブヒッチにしてセルフビレイを取ると いうのを体験できた。

そして問題の3ピッチ目。Climber-Hさんは縦クラック、そして水平クラックでのトラバースで苦労していたが無事にオンサイト。ヤマダさんが最後に リードでフラッシュを狙うので、ぼくが2番目、フォロー回収で登る。Climber-Hさんが苦労していた縦クラックや水平クラックは当然ながらテン山。 一時は敗退しようかとすら思ったけれど、ほとんどエイドクライミングで突破し、どうにかこうにか終了点へ。ここからは懸垂下降で下のテラスに戻る。

ヤマダさんもフラッシュ。

3ピッチ目のテラスから懸垂下降しようとして、死にかけた。ATCにロープ2本をセットし、セルフビレイを外す。下側のロープを持って体重をかけたら、な んと環付きカラビナがビレイループに止まっていなかった。セルフビレイを2本取っていたのでごちゃごちゃしていたせいか、カラビナは外したセルフビレイに 引っかかっていただけ。これで懸垂下降始めたら取り付きまで落ちていただろう。細心の注意を払わなければ。

午後は隣にある「笠間のピンキー」(5.10c)をトライする。GAIDAさんのブログによれば10aの「カサブランカ」よりも易しいという。確かに途中 まではハンドサイズで登りやすいのだが、中間部の1mぐらいが厳しい。いいかげんなジャムでは止まらない。テンションかけながら何度もトライして、ヤマダ さんから「だいぶジャミングがうまくなりましたね」とほめられたけれど、ヨレてしまって完登ならず。あと1日、2日通えば落とせそうだ。

クールダウンにスラブである「最高ルーフ見学ルート」(5.10a)をやってみたが、スラブはやはり手強い。数テン入れてなんとかトップアウト。

日帰りするヤマダさんと車を連ねて川上村へ。チェックアウトする時、「4時前に入場していますね」と言われて2泊分の料金を取られた。3時過ぎぐらいなのに... ここで1泊余計に徴収するかどうかは人によるみたい。

ヘルシーの湯、ふじもとの焼き肉定食と回って、日曜日に仕事があるヤマダさんは帰路に。ぼくはナナーズでビールと食料を買い込んで廻り目平キャンプ場に戻る。

21時頃就寝。

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このページは、masaruが2010年8月25日 00:19に書いたブログ記事です。

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