2/16 城ヶ崎への長い道のり

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土日、城ヶ崎でクライミング。
今月は雪とスキーとで外岩に行けない週末が続いてしまい、久しぶりのクライミングだ。
せっかく泊まりで行けるはずなのに知り合いは土曜日日帰りばかりで、パートナーが直前まで決まらず、やきもきする。火曜日から海外出張のひらひらさんが相手をしてくれることになり、決行!

自宅から城ヶ崎まで一人で車を運転して行くのはつらいので、電車を使うことに。これが大きなマイナスポイントになってしまった・・・
朝、6時前に家を出て徒歩で駅へ。いつもの登攀用品満載のBora60に加え、フリース上下やサプリメント、車中で読むための本を入れたダッフルバッグを持つ。

国分寺から西国分寺~府中本町~登戸とJRを乗り継ぎ、小田急線で小田原まで。ここでまたJRに乗って熱海へ。熱海で伊豆急に乗り換えて伊豆高原へ・・・ところがふと気がつくと電車は沼津で止まっている。あれ、沼津ってどこだっけ? 熱海でホームを間違えて東海道線に乗ってしまったのだ。あわてて熱海へ戻ったものの、結局1時間のロス。沼津止まりの電車で良かった。あれが静岡とか浜松行きだったら半日つぶれるところ。

懸垂ポイントに到着してふと気がついた。このダッフルバッグはどうしよう。いつもは車で来ているから、クライミングに必要ない宿泊用品は車の中に置いておけばよい。遊歩道に放置しておくわけにもいかず、浜まで背負って降りるしかない。バッグ自体は大きいけれど、中身は軽いのでなんとかなるだろう。

シーサイドは暖かくにぎわっている。ひらひらさん、O西さん、bikeman7さん、GAIDAさん、ふーじんさんなど知った顔も大勢。ぼくが到着する直前まで雪と雨が降っていたそうで、遅れてきたのはかえって良かったのかも。

まずはいつものように「海賊フック」でアップ。

そして前回からの宿題となっている「ホワイトシャーク」(5.11c)に取りつく。このルートはぼくにとっては3カ所の核心がある。まず、2ピン目から右上の水平クラックを取るところ。かぶっているのと、手前がちょっと甘いのでスタンスを決めないと消耗してしまう。次に3ピン目横のテラス。身長的には手が届くはずなのだが、なかなかうまく行かない。そして最後はカンテ沿いのカチを取るところ。普通の人にとってはここだけが核心部らしいが・・・

やはり、それぞれの核心部でテンションする羽目に。それでも最後にカンテ沿いのカチを取ってからスラブの先のお団子ホールドを無事に確保。この先は傾斜もなくガバの連続。やっとのことでトップアウトできた。

だがしかし、夕方に2便目を出したらボロボロ。相も変わらず3ピン目横を取れずに敗退となった。

夜はひらひらさんが予約してくれた「いさお丸」に宿泊。大重丸は満員でダメだったそうだ。連絡が遅くなって夕食の用意が間に合わないので、素泊まりに。

伊豆高原駅まで歩いたが、駅構内の飲食店はすでにほとんどが閉まっているか、ラストオーダーという雰囲気。135号線まで出て「高原の湯」に併設されているレストランで海鮮丼を食べる。このあたりは観光地なので、どこも1500円ぐらいからとなる。さらに伊豆高原ビールを飲んでしまう。6種類のお試しセットというのにした。「甘夏」は、説明通り甘夏ジュースとビールの甘いリキュールだった。

駅前のスーパーでビールと朝食、昼食を買い込んで宿に戻る。

3人しか宿泊してなかったので、湯船は男湯しか湯を張ってなかった。ひらひらさんと順番に入る。風呂場は広くて清潔。大重丸よりこの点ははるかに良かった。

缶ビールをあけて10時すぎには就寝。

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このページは、masaruが2008年2月18日 15:10に書いたブログ記事です。

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