激寒の二子、成果無し

| トラックバック(0)
N子さん、ヤマダさんと二子へ。
299から林道に入ると雪が残っている。トンネルを抜けるとけっこう積もっていて凍結しており、2駆だとちょっとふらつく。履いてて良かった新品スタッドレス。

南面の弓状エリアは日があたっており、雪がないが、寒い。木に付けられた温度計の表示は氷点下4度。みんな岩を眺めているが、なかなか登りださない。岩が冷たくて登る気にならないのだ。
そ れでもN子さんがヌンチャクをかけて「悪魔のエチュード」(5.10a)でアップ。続くヤマダさんはフラッシング。3人目に登ったが、どんどん指の感覚が なくなっていく。オンサイトしたときはけっこう楽に登れたのだが、今回は悪魔の指の上でしばらく身動きできなくなり、ちょっと危なかった。前回は祠エリア でたっぷり登った後だったし、暖かな午後だったので身体の動きも良かったのだろう。
必死の思いでなんとか完登。

そして宿題となっている「ホテル二子」(5.11c)に取り付く。誰も登ってないのでアップがてらヌンチャクをかける。マスターだとすごくきつい。ほとんど1ピンごとにテンションが入る。

核心部、民宿から左に出て上のコルネを取るところ。やはりできない。左手は左の縦ホールドしかないのだが、右手はそこそこのガバやカチがいくつもあって、どこを使うか迷う。テンションしながらいろいろ試してみるが、これという決定打が出ない。

敗退。

昼食後、また取り付く。2便目はヌンチャクがかかっているのですごく楽。核心部まではノーテンションでいける。だが、やはり核心部を越えられな い。上のコルネでレイバック気味にしようとしても、右にいい足が見当たらない。無理やり両手でコルネを掴んでも、力尽きる。またもや敗退。

夕方、他の人がクールダウンにホテル二子を登りたいというので、ぼくのロープとヌンチャクを使ってもらい、フォロー回収すること。

4時を過ぎると陽射しもほとんどなく、急速に岩が冷える。それに登りながらヌンチャクを回収するというのは、掛けながら登るほどではないけれど体 力を消耗する。テン山でボロボロになって核心部へ。上からロープ張ってもらっているのに、それでもクリアできない。しかも傾斜がきついので、テンションし てぶら下がると岩から剥がされてしまい、復帰するのに四苦八苦。

ヌンチャクをかけてくれた人のムーブは、リーチ差があって実現できない。

しばらくもがいていたが、埒が明かない上に、次に登る人がいるというので、テンションをかけながら核心部を抜ける。コルネの上に巨大ガバがあることが分かったのは収穫だ。これでコルネを取った後、安心して手を出せる。

なんとか終了点まで抜けることができた。

降りてきて、荷物を片付けていたら岩場ではラストになってしまい、真っ暗に。

帰りに秩父駅近くの蕎麦屋で秩父名物? わらじカツ丼を食べた。トンカツが2枚乗っているからわらじというわけだ。

N子さん、ヤマダさん 「オーララ」(5.11b)レッドポイントおめでとうございます。

トラックバック(0)

トラックバックURL: https://www.erde.co.jp/~masaru/mtos/toraba_yamaiwa.cgi/175

 

このブログ記事について

このページは、masaruが2008年1月13日 23:00に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「PUMP2でグランドフォール事故に遭遇」です。

次のブログ記事は「クライミングのビデオを撮る」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

月別 アーカイブ

ウェブページ

リンク

Powered by Movable Type 4.261