04/12 5か月ぶりのクライミング 白妙橋で10b登れず

今年初となったクライミングは、鈴木牧えさんのグループに混ぜていただき、奥多摩白妙橋へ。前回クライミングをしたのが11月神戸の岩場なので、実に5か月ぶり。この間、ジムにもまったく行ってない。

朝、9時35分奥多摩駅発東日原行きのバスということで、ホリデー快足1号に乗り込む。車内はかなり混んでおり、立川を過ぎても座れない。青梅でようやく空いた。昨夜は1時前に寝たのに、非常に眠くてだるい。この眠さは一日続いてしまった。


奥多摩駅を降りると東日原行きのバスは満員で乗れず。でもすぐに臨時便を用意してくれた。こちらはガラガラで全員が座れてラッキー。

岩場では数年ぶりにみぽりんに会った。すぐにディンプルフェイスへ上がってしまったので、彼女の登るシーンは見られなかったが。
ディンプルフェイスではいつもアップルートに使っている「春の嵐」(5.10b)へ。ところが登れない。久しぶりの岩場というかクライミング。易しいルートなのに恐怖感が先に立ってしまうのだ。石灰岩のため、スタンスが磨かれてツルツル光っているのも滑りそうで怖い。身体がガチガチになり、まともに動けない。変なところに力が入ってしまい、消耗するだけ。
1便目は2ピン目にクリップできず敗退。
2便目はトップロープを張って貰い、フォローで登る。2ピン目はなんとかクリアできたけれど、その先がテン山。
3便目は普通にトップロープ。5ピン目で力尽き、ワンテンとなる。
4便目、5便目はリードにしたが、同じく5ピン目でワンテンのまま。
一緒にディンプルフェイスでお付き合いしていただいたKさんはバースデープレゼントをレッドポイント。おめでとうございます。
15時過ぎのバスで引き上げるというので、荷物をまとめてフィックスロープを使って急斜面を降りている途中でバスが来てしまう。もう他の3人はバス停にいるけれど、ここで落ちたら大けがだ。急ぎながらも慎重に下るしかない。バスが待っていてくれたので、なんとか15時2分の便に乗れた。次は1時間以上待ちになってしまう。鈴木さんたちも大慌てだったようで、バスの中でハーネスを外して荷物をザックに放り込む。奥多摩駅からのホリデー快速、最後尾車両はぼくらだけで貸し切り状態だったので、床に荷物を広げてパッキングや着替えまで。
つくづくわかったのが、スポーツジムでの筋トレはクライミングの基礎能力維持にはほとんど効果がないということ。筋力では登れない、全身のバランスや柔軟性が大事だという、トップクライマーがいつも語っている事がまっとうであることを実感できた。やっぱり、登り続けるしか道はない。
奥多摩のあたりはまだ桜が満開。
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