03/17 花粉の中で景観の森材下ろし

1月に父が他界してから、週末は実家に行くことが多く、みんなの森作業を欠席していた。この日曜日、久しぶりに景観の森定例作業に参加した。

いくら景観の森は杉を皆伐したと言っても、隣の山々は杉だらけ。花粉がすごいことになっているだろう。ゴーグルとマスク、抗アレルギー剤、目薬、点鼻薬で完全防護体制を取り、ホリデー快速3号に乗る。


蔵五日市駅でピックアップしてもらい、森の家を経由して三ツ沢へ向かう。途中の道では梅が満開、桜もぼちぼち咲き始めている。今日は最後の作業日、来月は
地こしらえやって5月には植樹祭なので、斜面に残っている材を全て片付けなければ間に合わない、ということで参加者も多く、新しいメンバーもちらほら。

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斜面に横たわっていた長い丸太はほとんどこれまでに片付いているのだが、30cmから1mぐらいの短い「短コロ」があちこちに残っている。長い材は転がり出
しても途中で引っかかって止まることが多いのだけど、短コロはそのまま下まで暴走する可能性が多いのでかえって危険なのだ。短いとは言っても重さは数キロ
g以上あり、人や車に当たれば大きな事故になってしまう。

台付けやロープで確保しつつ、人海戦術で中腹の集積場所へ短コロを集めていく。 昼
食後は一番下に積み上げられている材を車に積み込んで滝本に運ぶ部隊と、斜面の切り株の高さを切りそろえる部隊とに分かれた。ぼくは斜面部隊に入り、中途
半端な長さで切り倒された杉の株を左右揃えて短く切る。チェーンソーはベテランにまかせ、切る最中ロープを掛けて安全を確保し、切った後は下におろす。

途中、3回ぐらいロープが外れるなどして短コロが暴走する場面があった。幸い、ケガ人は出なかったけれど園田さんが見かねて全員を集め、横着せず、最後まで気を抜かずに作業するように指示をした。

2時過ぎまで作業をして、だいたい片付いたところで本日は終了。


野さんは昼休み、ベテラン鈴木さんにチェーンソーで小口に切り込みを入れてもらっていた。スピーカーBOXにするのだという。小口径スピーカーを取り付け
るのだろうけど、中をくりぬいて容量を確保するのは大変そう。というか、短コロ2本を抱えて電車で帰るのは辛いんじゃ無いか?

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いい天気だったけれど、花粉はすごかった。さらにチェーンソーから飛び散るおが屑が全身にまとわりつく。ゴーグルもマスクも効果無し。作業中ずっと目が痒く、鼻水が出て、夜中も苦しくて何度か目が覚めたほど。林業やっている人はどうしているんだろう?