09/17 冒険の森で岩場の整備

第3土曜日、冒険の森定例活動日ということで9時過ぎに武蔵五日市駅に着いたのだが、誰もいない。そういえば、メーリングリストで「電車で行きます」と投稿したものの、誰の車でピックアップしてもらうとかきちんと詰めてなかった。歩いて森の家まで行ったけれど、ここにも誰もいない。メンバーで唯一携帯の電話番号を知っている山本さんに連絡し、結局、後から来る高橋さんにピックアップしてもらうことになった。


10時半ごろ冒険の森に着くと、すでに林さん、阿部ファミリー、クラハイの池田さんが着いていた。午前中は森の中をぐるっと歩き、滝の右手にある巨大な岩
壁をチェックし、その横を登って尾根まで登ってみた。下草を刈ったり、杉を伐採して道を作ればこの壁にはかなりのルートが引けそうだ。

昼食後は、入り口の岩場整備。ぼくと池田さんが上からトップロープでぶら下がり、ブラシで苔や泥を落とす。一方、林さんたちは岩場の下にある細い杉を伐
採。チェーンソーを持ってきていなかったので、手ノコで切り目を入れ、ロープで引っ張って倒す。3本目は壁に取り付いている池田さんを直撃したり、一瞬
焦ったけれど、ケガもなく伐採完了。上が開け、岩に日差しがあたるようになった。これで乾いてくれるだろう。

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右側に残っていた草をはがしたところ、ぼろぼろのリングボルトが打ち込まれているのが出てきた。完全さびついてびくとも動かない。そうとう昔に打たれたも
のだろう。なぜかホールドが豊富にある左側ではなく、沢に落ちそうな右側。しかも下部の1本しかないのは、なぜなのだろうか。いずれにしろ、数十年前にこ
の岩を登ろうとしたクライマーがいたことは確かだ。

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冒険の森での作業が終わり、いったん滝本に移動した。ちょうど沢登りを終わった甚川さんたちが引き上げるところだった。この夏はとうとう沢登りをやらずじまいだったので、滝本でもいいからやってみたい。

そして庭では西野さんが明日のサンマパーティーに向けて70匹が同時にやける炉を作っていた。最初はコンクリートのU字溝を並べて網を敷くという話だった
けれど、U字溝がない。そこで地面に杭を打ち込み、板を横に並べてU字溝の代わりにすることになった。半分ぐらい作業したところで暗くなったので中断。

夜は滝本で阿部ファミリー、世田谷の親子連れなどと夕食。はずきちゃんのレシピで、豚肉ショウガ焼き、焼き豆腐と空心菜のソテー、みょうがの梅酢漬け、エゴマを乗せた冷や奴など、シンプルだけとおいしい料理がずらっと並んだ。

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22時を過ぎ、大人たちもそろそろ眠るという時刻になったので、一人ザックを背負って冒険の森へ。岩場のむかいにある草むらでソロキャンプ。沢の水音と虫の声しか聞こえない。