8/8 砦岩前衛壁でフェイスを2本

テントで寝ていたら熟睡してしまい、6時半にヤマダさんに声をかけられて初めて目が覚めた。支度して朝食を取り、テントをたたんでいたら時間がかかってしまい、駐車場出発は7時半ごろ。


今日は砦岩前衛壁に行く。砦岩より少し下にあるけれど、アプローチは同じく40分ぐらい。ボルトのフェイスルートとクラックとが混在している。ここを選ん
だ理由として「かえる」「寄り道」「ワイドジャム」という5.7から5.9の簡単なクラックがあるということ。ところがどうやって取り付きまで行けばいい
のかわからないのだ。

100岩場では「一張羅」の裏側にあるように書かれているけれど、「とかげのように」と「一張羅」の間は急な斜面で、岩と岩の隙間は木が生えている。荷物を持っていると通り抜けるのも苦労しそうだし、ロープ無しで戻ってこられるか自信がない。

周りのクライマーに聞いても、誰も知らないというし、100岩にもルート図が描かれていない。苦労してたどり着いても、苔むして自然に帰っている可能性が大ということで、この3本は諦める。

かといって「ばんざいジャム」や「はさみ虫」といった5.10cのワイドクラックにトライするのは時期尚早。それに今日はテーピングテープを車に忘れてきてしまった。幸い、日差しが弱くてあまり暑くないのでボルトルートにトライすることにした。

まずは「お手伝いします」(5.10a)をマスターオンサイトトライ。1ピン目がやや遠く、直登は危ないので右の階段状から登ってクリップしたけれど、オンサイトなら問題ないよね?

次にエリア左端にある「なんでんかんでん」(5.10d)をトライする。1ピン目まではすぐにたどり着いていクリップできたが、その先が登れない。2ピン
目がけっこう遠いのだ。ボルト横のガバホールドを掴んでクリップするのだろうけれど、そこまで行くムーブが解明できない。しばらく粘ったけれど諦めてクラ
イムダウンする。

その後、もう1回トライしたが同じ状況なのでクライムダウンして封印。

Mさんがトライしていた「かみなり太郎」(5.11a)に目標を移す。1便目、途中まではスムーズに登れたけれど、途中の縦クラックを使って上がるところ
で行き詰まりテンション。上にガバクラックがあるのだけど、そこを取るためには下のクラックで身体を引き上げなければいけない。そのバランスが難しい。い
ろいろやっているうちに偶然右手が伸びて上を取れ、抜けることができた。

その次は左へトラバース。上にアンダーホールドがあり、そこを使うのだろうがピンがけっこう低くて左に離れたところにある。左に回り込んだところで、上に
行けず。Mさんもここはかなり苦労していた。彼女から「ずっと左を回ってもいいみたいですよ」とアドバイスをいただいたので、ボルトから離れるのは怖いの
だけど左回りで乗り込み、最後のヌンチャクにクリップ。

ここから上は終了点までスラブなんだけど、右から行くのか左から行くのかわからない。何度もトライしているうちに左足裏が痛くなってしまう。いろいろやっ
てみたが埒があかず、ヌンチャクを掴んでスラブに上がりこむ。この先は終了点までランナウトしているし、右へややトラバースするので絶対に落ちられない。
それでもカチやガバを見つけてどうにかトップアウト。

これまた最終トライは17時を過ぎてしまった。やはり縦クラックのところとスラブでさんざん迷った。クラックの下部はけっこうかかりがいいのだけど、だん
だん指がぬめってきて吐き出されてしまう。ほぼ垂直だからレストできるのだけど、やはり地上で休んでいるのとは訳が違う。あまりぐずぐずせずに思い切って
身体を引き上げた方が良さそうだ。危なかったがなんとかクリア。

そして問題のスラブ地帯。右の方に大きなクラックがあり、足も置けるのだけど身体を引き上げてしまうと次のホールドがない。もしかしたら左から行った方が
確実か。かなり長いこと右へ行ったり左へ行ったり、まさに右往左往していたけれど、最後は左に戻ってほぼボルト直上でスラブに入ることができた。慎重にス
ラブを通過してレッドポイント。

帰りはヘルシーの湯に入り、長坂インター手前の定食屋でカツ丼。中央高速は小仏トンネル手前20km渋滞とのことだったけれど、しばらく走ったら18kmと短くなったのでそのまま直進。22時半頃帰宅。

2日間で8便しか出せなかったけれど、かなり充実したクライミングだった。