小川山 父岩を登る

3シーズン用のシュラフに入っているのに、明け方、寒さで何度か目が覚める。7時過ぎに起きると快晴。
ゆっくりと朝食を採り、父岩へ。昨日がマラ岩のスラブばっかりだったので、今日はフェイスをやることに。
「小川山ストーリー」(5.9)には静岡から来たという3人組が、「小川山ストリート」(5.9)にはPUMP2会員だというダブルロープの2人組が取り付いている。


だいたい同時刻に両方とも空いたが、まずは「ストーリー」の方から。二度目なのでさくっとレッドポイント。下部は日陰だが、途中から直射日光を浴びて暑くてまぶしい。
今回はぼくの50mロープなので、下まで降りると長さが足りなくなる。左のテラスに逃げ、そこで続いてビレイに入る。
クコさんは途中でちょっととまどったが、がんばってノーテンションで終了点まで到達。終了点で「ほら、振り返ってごらん」と声をかける。ここからは駐車場、キャンプ場、岩場が一望できるのだ。
ご主人の方は、かなり苦戦して何度かテンション。でも粘って終了点までたどり着いた。
昼食をとってから右隣の「ストリート」に。最初の1ピン目が高くてちょっと怖いが、それをクリップできれば後はストーリーより易しい感じ。無事にオンサイト。
ぼくの後はK室さんが登るが、どうしてもスタートが切れない。左にあるホールドに乗り込めばいいのだが、滑ってしまう。しばらくやっていたがあきらめて右の斜面を少し登ってから岩に取り付いた。
それでも中々進めない。30分ぐらいかかっただろうか。粘りに粘って終了点まで到達。
続いてクコさんがご主人のビレイで登る。ぼくは日向で昼寝をしようとしたら、あっという間に終了点まで行ってしまい、ほとんど眠れず (^^;
ぼくは最後に「岸壁の父」(5.10b)を登る。出だしは楽勝でするすると登れたが核心は途中のトラバースにあった。
フットホールドは明確だけど小っこい。さらに手は直径5cm、深さ3mmぐらいの、爪がかかる程度の穴と、指が入らないフレーク。上の方には大ガバがあるのは見えているけれど、そこまでが遠い。この状態で足を踏み変えなければならないし。
ぎりぎりクリップしてしばらくもがいていたが、とうとうテンション。久しぶりに指と足を消耗する。
なんとかそこを抜けると、また快適なスラブで終了点まで到達できる。K室夫妻は登らないというので、そのままロワーダウン。
このルートも長いので、50mロープでは下まで降りられない。右の斜面に逃げて歩いて降りてきた。
ちょっと早いけれど、2便目を出す元気はないので4時過ぎに撤収。
ナナーズで新鮮野菜や地酒、地ワインを買い込む。ここで売っている地元産ブロッコリーは生でもおいしい。そして増富の湯に入り、25km渋滞を抜けて帰京。