パンプとヨレ - 「βアラニンの真実」

新井裕己君の「Laboratorism」

http://www.laboratorism.com/contents/2008/03/13/%ce%b2%e3%82%a2%e3%83%a9%e3%83%8b%e3%83%b3%e3%81%ae%e7%9c%9f%e5%ae%9f/

に「βアラニンの真実」という記事が載っていた。

彼はこのブログや「Rock&Snow」誌の連載で、クライミングにはクレアチンエチルエステル(CEE)とβアラニンを飲むのが効果的と書いてきた。

で、それを真に受けて飲んきた。Bulk Nutrition http://www.bulknutrition.com/ から個人輸入したCEEとβアラニンを。

CEEは筋肉内のATPを補給してくれるので、瞬発的なパワーを強化してくれる。クライミングだと「次の一手が出る」というやつ。βアラニンは、体内のPH環境を整えてくれるので、パンプしにくくなる。


CEEはものすごくまずくて、強烈な酸味と苦味が入り混じっている。粉のまま口に入れ、水で流し込もうとすると喉が焼ける。ぬるま湯に溶かせば、なんとか
我慢して飲むことができる。βアラニンはちょっと甘いけれど、ほぼ無味。ただ、飲んでしばらくすると体のあちこちがピリピリしてくる。

βアラニンを1日10gぐらい飲んで1ヶ月。確かにパンプしにくくなったようだ。ただ、その分、腕が疲れて登れないという状態が出るような気がしていた。

で、「βアラニンの真実」を読んだら

> パンプとヨレは別物なのですよ。

とあった。やっぱりね。弱い奴はβアラニン飲んでも強くはならないのだ。

あと、パンプによるトレーニング効果を考えると

> トレーニング期には飲まず、本気期にだけ飲む方がいいでしょう。

なんだそうだが、クライミングにはシーズンオフがない。年がら年中レッドポイント狙いなぼくはどうしたらいいんだ?