12/2 黒山聖人岩「黒山賛歌」テン山

日曜日はN子さんと越生の黒山聖人岩へ。

8時過ぎに到着したら、まだ1台も車が止まっておらず、岩場にも誰もいない。これは貸し切りかと準備していたら後から続々クライマーが。なんとピーク時には40名近いにぎわいとなった。10歳ぐらいの女の子も登っていた。風もなく、暖かい。


、「おっとりマミちゃん」(5.9)と「ウォーミングアップ」(5.10b)でアップ。

いよいよ5月からの宿題である「黒山賛歌」(5.11b)に取り付く。前回はクリップもまともにできず、3ピン目で敗退した屈辱のルートである。

出だしから悪い。久しぶりの石灰岩で足が滑りそうになるし、手はぬめっている。どっかぶりだけどガバが連続している「貂が見ていた」と違って、薄かぶりでテクニックやムーブが必要とされるルートだ。ジャンバラヤより難しいかも。

各駅停車でテンションをかけながら、それでもなんとかトップアウトできた。半年間の成果だろうか。2ピン目は右のガバを取ってから左足キョンでクリップ。

3ピン目は、右のほうから身体を振り、アンダーガバであるコルネを掴んで安定させればクリップできる。5ピン目は長ヌンなのでかけやすいはずだが、バランスが取りにくい。最後は左のクラックをアンダー気味に取り、左に足をあげてレイバックで上がってトップへ。

2便目も、あまり進化無し。

3便目はけっこう調子がよく、下部はスムーズに登ることができた。でも、さっきはできた3ピン目のコルネへのトラバースがわからなくなってテン
ション。5ピン目から上は右に振ったり左に振ったり、レイバックだと腕の負担が大きい。N子さんは終了点右下の1本指ポケットを使うというが、自分はこれ
を使うと動けなくなってしまった。

そして最終便。すでに腕が終わっていて、下部でテンション。さらに5ピン目をかけてからクライムダウンしてガバフレークでレストしていたら足が滑ってフォール。

次回、フレッシュな状態でトライすれば登れるかな。

今日はギャラリーが多かったせいで、広場前のメインエリアを登っている人には「ガンバ!ガンバ!」の声援が飛んでいた。N子さんもみんなの声援をうけて「貂が見ていた」を完登。

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