磁針

▼在学中に新聞会を2度も再建するはめになるとは、全く考えてもみなかった。それにしてもセクトにつぶされるとは、しかも共青にだ、なんてみっともない話である。でも同じ題字で同じ団体名で出す全く内容の異なる新聞が同時に存在するとは、やはり今どき珍らしいのではないだろうか▼今回から新規やり直しという事で紙面の雰囲気もガラリと変えてみたがどんなだろうか。これまでの一段十二字で一ぺ−ジ十段組というスタイルを二十四字で五段組にしてみた。かなリ”新間”のイメージを壊してみたのだが。やはりタブロイド判というのは新聞にしても雑誌にしても中途ハンパで扱いにくいサイズではある。もっと小さくしてページ数を増やしてみたい気もする。しかし今月の京大新聞新入生特別号、ブランケット判で十六ページにはただただ脱帽、まあ今に見ていなさいウチだって……▼ところでメイン企画の対談福間健二vs藤井寛、はいかがかな。実は対談というのは今度が初めて、喋るお二人も初めてという事だったが何とか形にするところまでこぎ着けた。一度はテープがからまっていて全部NGにもなったりしたが。これに味をしめて今後は対談とかインタビュー、座談会などを乱発してみよう。読む方もおもしいいんではないだろか。論文が続くよりは▼最後の方ネタ切れでニュースもワンパターン化してしまった。どうも磁針というよりは編集後記的な文章になってしまった。こっちもネタ切。