岡山大学新聞252号 1980年10月20日

10・1 全国共同闘争
筑波大に二五〇名結集

十月一日、開学七周年記念式典警備のためにトランシーバー装備の職員が大量動員されている。いわば戒厳体制の中、筑波大学中央図書館前広場には続々と全国各地から闘う学友、労働者が結集し、10・1筑波大開学七周年記念事業粉砕集会は午後一時、全国十六大学三十団体、二五〇名(労組、三里塚反対同盟含む)の決起によって開始された。

まず最初に、提起団体のひとつである「筑波の旋風」より基調提起のアピールがおこなわれた。その中では筑波大闘争と三里塚闘争との固い結合のもと、闘う労働者人民とともに筑波大を解体し、今人民の解放の砦としていかなけれぱならないということが鮮明に打ち出されたといえるだろう。

そして集会は提起団体、「教育大臨職岩崎さんの不当解雇を撤回させる会」「筑波の旋風」のアピール、学園祭実行委など学内団体のアピール、動労千葉など労働者代表のアピールと続き、最後にスローガンを採択して集会は終えられた。その後各大学の学友によって交流討論会がもたれ、集会途中二度にも及ぷ当局職員の妨害を実力ではねのけて、今年度自主学園祭を貫徹してゆくことを確認して筑波現地闘争を締めくくった。

労働者人民との連帯のもと、全国大学の「筑波化」を阻止し、全人民の解放の砦としての「筑波」としていかねばならないだろう。


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