6m AND DOWNコンテスト

電信電話部門シングルオペマルチバンド 関東6位

西多摩郡の三頭山(1500m)へ70kgの荷物を担ぎ上げ運用しました。
 バンド  交信局数  得点  マルチ
   50 MHz      209       209      16
  144 MHz      103       103      12
  430 MHz      164       164      10
 1200 MHz       50        50      10
 2400 MHz       46        92      39
  合 計       572       618 ×   87  =  53766

<タイムチャート>

   |21 22 23 00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14| 計
---+-----------------------------------------------------+---
 50| 2 20  - 38 17  3  -  4  -  -  - 26 41  1  3  2  - 52|209
144| -  -  - 24  - 22 10  -  -  -  5  4  4  -  - 12 22  -|103
430| - 37 66  2  -  -  -  -  -  -  -  -  -  - 46  - 13  -|164
1200 7  -  -  -  -  -  -  -  -  - 13  -  - 30  -  -  -  -| 50
240015  -  -  -  -  -  -  -  -  1  5  -  - 14  -  5  -  6| 46
---+-----------------------------------------------------+---
計 |24 57 66 64 17 25 10  4  0  1 23 30 45 45 49 19 35 58|572
累 |     147      253      267      321      460      572|

7月7日(土)。朝4時過ぎに目が醒める。前夜は早めに寝たせいか、最近心配ごとがあると 早い時刻に目が醒める多い。メールなどをチェックして再度寝たけど、これをやるとすごく眠たい。
家を出たのは9時過ぎ。甲州街道はけっこう混んでいる。都民の森の駐車場で第1段の荷物、発電機、ガソリン、同軸、アンテナの一部を持って登り始めたのが12時ごろ。
東峰のベンチとテーブルがあるところに荷物を置いてすぐ戻る。残りの荷物を背負い子に積んで、立ち上がろうとしたが立てない…
どうにかこうにか立ち上がるが目茶重い。森林館へのスロープを歩くのがやっとで、10分ぐらい行ったところで断念。荷物を分け、残りを隠す。

結局、3回目の荷物を担ぎ上げたら19時。すでに日が沈み急速に暗くなる。あわててテントを張り、ランタンに火を点ける。
アンテナを組み立て始めるのだが、7M2WNR小林さんから借りたVer. Tenshiのブームがゆがんでしまったのか、3分割しているパイプがささらない。ナイフで削ったりしたけど諦め、入るところまで入れてビニールテープで固定する。おかげでブームの向きがそろわず、エレメントが傾いたままになってしまう。
アンテンポールの1本に2400MHzのGPとVer. Tenshiを、もう1本にX5000を取り付ける。144MHzと430MHzの八木は断念。ここで気が付いたらアンテンポールをくくり付けるベースとなるものが何もない。ステーを展開する時間もない。
Ver. Tenshiは木のテーブルの上に置くような状態となり(0.7m高)、X5000の方は木に立てかける。

すべての配線をすませ、電波が出せるようになったのは2030時ごろ。とりあえず2400MHzの霞ヶ関ビーコンが入って来るのでヨシとする。
スタートは2400MHzから。GPなので向きを考えなくてもいいのが楽。しかし、回りの樹木より低いせいか、あまり飛ばない。親機には八重洲のハンディを使ったがCQを出していると持ってられないぐらい熱くなる。
テントの中にプラボックスを置いて、それを机代わりにしたのだが、やっぱりやりにくい。ヘッドセットが使えないのでハンドマイクだと、パソコン入力にはめんどうだ。
22時ぐらいから睡魔が襲って来る。朝が早かったのと、昼寝する予定が狂ってしまったためか、開始前に呑んだビールのせいか。眠いのだがテント内は寒い。危険だがガスランタンをテントの中で点けた。

朝、夜が明けてからアンテナを整備しようと外に出たが、上が樹木に囲まれており、ポールを支える支柱もないので断念。数十メートル離れたところにある見晴らし展望台しかないと思い、すべての荷物を運ぶ。撤収〜移動〜架設で2時間ぐらいロスする。最初からここをベースにすれば良かった。
なぜ展望台を避けたかというと、ハイカーが大勢やってくるから。広場の片隅ならともかく、展望台のてすりにアンテナポールをくくりつけ、ほとんど展望台を占領してしまうのは気が引けたのだ。だけど、夜中は誰も来ないんだよね。
アンテナを取り付け直し、ベンチの上にリグを展開する。雨は降らないだろう。発電機は展望台の入口で回す。
ここで144MHzは5ele、430MHzは6eleを切り替えて使えるようにしたのだけど、効果は実感できなかった。3回路の切り替え器はけっこう重い(900g)し、同軸とかの重さも考えるとX5000だけで良かったのかも。

9時を過ぎるぐらいからハイカーがぼつぼつ登ってくる。たいていの人は怪しい雰囲気を見て帰って行くが、中には展望台まで来る人も。まったく申し訳ない。午前中はガスがかかっていたが午後から晴れる。ただ、半袖シャツでは涼し過ぎるほど。とても気持がいい。

15時にコンテスト終了。ただちに撤収にとりかかる。下の駐車場が1730で閉まってしまうからだ。今夜はシャワーを浴びて寝たい。
片付けが終ったのが1615時ごろ。ガソリンや水、食糧などの分は減っているけど全ての荷物を一度に降ろすのは無理。かといって2回登り降りする時間もない。同軸、ガソリン缶、アンテナなど重くて金目にならないものを展望台の下に隠す。発電機、無線機、ノートパソコンなどを背負い子に搭載し、降り始める。背中がすごく痛い。下りは体力的には楽だけど膝に負担がかかる。
やっとのことで駐車場にたどり着いたらジャスト1730時。なんとか無事に家路につくことができた。

今回のハイライト
2400MHzでけっこう稼ぐことができた
X5000は飛ぶなぁ
一応自己ベスト更新

今回のローライト
荷物を3回も担ぎ上げるはめに
時間がなくなり、休息どころか設営もギリギリ
あいかわらず西がぜんぜんできなかった(これが一番問題)