c000021a Unknown Hard Error

一昨年、請求書発行システムとしてパソコン一式を納品したお客さんから、「Windowsが起動しなくなった」というSOSが入り、急遽向かう。ものはDELL Dimension2400C、Windows XP。
XPのロゴが出るまでは正常なのだが、その後ブルースクリーンになって
STOP: c000021a Unknown Hard Error
と表示されて止まってしまう。セーフモードで立ち上げなおしてもダメ。
20060117-error.jpg
DELLのUtilityは起動するので、Express Testを実行すると
0F00:1344
Block xxxxx: Uncorrectable data error or media is write protected.
というエラーが8件ほど出る。つまり、Windows XP関係のデータのどっかが壊れているようだ。
DELLのサポートに電話すること数十分、ようやく出た担当者にエラーメッセージを伝えたら、あっさりHDD交換に応じるという。本体返送か代替HDDを送付のいずれも選べるが、本体を返送しても中のデータは救い出してくれないので、代替HDD送付にしてもらう。
持参した別の中古HDDにXPをインストールし、こちらで起動して元HDDの中身をコピーしようとしたのだが、DimensionというコンパクトマシンのためにIDEケーブルも電源ケーブルも余裕がない。HDDが1台しか接続できないのだ。
ちょうどお客さんのところにゴミパソコンがあったので、それをばらしてIDEケーブルと、電源ユニットを取り出す。IDEケーブルはどちらもコネクタが1個しかついてないからセカンダリのCDドライブとHDDを抜き差ししながら、という面倒なことになる。
XPをインストールし、起動できることを確認してから元HDDをセカンダリにつなぐ。だが認識しない。どこかでおかしくしてしまったのだろうか。焦って元HDDをプライマリにつなぎなおすと、無事起動してブルースクリーンに進む。
悩んだが、原因は元HDDをスレーブに設定していたこと。セカンダリにも1台のドライブしかつながないのだから、マスターにすればよかったのだ。いつも、プライマリでマスターとスレーブにしてやっていたので勘違い。
幸いにして元HDDのデータは完全に読むことができる。とりあえず起動ドライブにデータを全部コピーする。さらにCD-RWにもバックアップ。
予想外に時間がかかってしまったけれど、無事に復旧できてよかった。あとはDELLから代替HDDが届けばそれにオフィス環境などを含めて完全に再構築する。と思ったら今朝お客さんより連絡があり、もう代替HDDが到着したという。
後で調べてみたら、このエラーはWindows2000/XPのバグっぽい。「電源を切る」を選択したとき、レジストリに変更があった場合にハードディスクに書き戻す前に電源が切れしまい、レジストリ情報に矛盾が生じてしまうというのだ。だからセーフモードでも起動しないけれど、データそのものはまったく損傷がない。確実な防御策もないようで、困ったものだ。
お客さんの要望では、事務用にもう1台パソコンを導入し、データを常にバックアップしあって、1台壊れても業務が続けられるようにしたいという。

仕事始め

昨日がエルデの仕事始め。
今年はちゃんと早めに出社するぞ! と新年の目標を立てたものの、駅まで行って定期券を忘れたことに気付き、引き返す。往復30分のロス・・・
会社に行って、まずは年賀状の整理。メールは自宅からも読み書きできるので、休み中も溜まることはない。こちらから出してないのにいただいたものが30通近くあり、あわてて増刷する。虚礼廃止と言われているけれど、なかなか辞められない。
その後、休み中に読んだ『会社にお金が残らない本当の理由』に影響を受けて、決算報告書を開いて現状分析。ううむ、お話になりません。今年は創業19年、できたばかりの会社じゃないのだから、いいかげんに利益が出るようにして、人も育てていかないといけない。
というわけで、長期目標と短期目標を立て直す。やっぱり零細企業は下請けに甘んじるのではなく、ニッチ分野でもオンリーワンにならなくちゃ。

『会社にお金が残らない本当の理由』


岡本史朗著 フォレスト出版 定価1500円+税
2003年12月初版、先日買ったのが2004年5月20日で11刷りというから、相当売れている本だ。
資本主義の「かっぱらい」システム、ルールを知らなくても会社はやっていけたけれど、知らなければお金は残らず、借入金まみれになって食い潰されていくという。
事務所の明かりを消すようなつまらない、士気を落とすような節約ではなく、本当に会社にお金を残し、次のために投資する内部留保を確保すべきだと。
売り上げを増やすための方策は
(1)お客の数を増やす
(2)お客一人について平均の販売数量を増やす
(3)お客が再来して購入する回数を増やす
の三つしかない。一つだけで売り上げを倍増することは困難だが、三つを少しずつ上げれば、全体の売り上げはどんどん伸びる。
零細企業は安売りするな。顧客満足は高いお金を出してくれたお客さんに対して、あなた自信がその期待を超えようと一生懸命に尽くした時に生まれる。
常に
・一人当たり付加価値
・労働分配率
・一人当たり経常利益
・ROAまたはCROA
の四つの数字をおさえ、全国上位20社ぐらいの企業をライバルと思って競うこと。
役員報酬は、税金が最低になるように決めるべきだが、役員報酬の中には会社への内部留保分が入っているので、それを全て使ってはいけない。
などなど、けっこう「へぇー」と思うようなことが書いてあった。ちょっと自分の会社もチェックしてみよう。