無理なSEO対策

先日、知り合いから転職したという報告と、行った先の会社で新たに価格比較ポータルサイトを作るので見積もって欲しいという連絡があった。
さっそくコンテンツ企画とシステムの概要をプレゼンしたのだが、問題はクライアントの社長がSEOについて妙な知識というか、変な情報を持っていること。

こちらとしても当然のことだが、企画段階でSEO対策をしたサイト構成やHTMLファイルの作り方を前提としているし、CGMコーナーを設けるなど、基本的なSEO対策は考えてある。
だが、どうしても最初からGoogleの上位に、それも漢字2文字というビッグワードで上位に表示されるようにして欲しいというのだ。
Googleで何位に来るかどうかなんて、実際にサイトを立ち上げてみなければわからない。そこからログ解析をし、試行錯誤を重ねて順位を上げる。
ところが、最初から上位に表示させるための裏技があるはずだから、それを駆使しろという。「この金額なら必ず上位3位にしてくれ」。高めかもしれないが、コンテンツ制作とゼロからのシステム開発費用でしかない。
実際にそのキーワードで上位にランクしているサイトのソースを開いてみる。
一つはどうってことないけれど掲示板が設置してあり、それなりに書き込みがあるので上位に食い込んでいるみたい。
あと二つはブラウザに表示されない大量のリンクが書いてあった。たぶん、どっか同じSEOコンサル会社が手がけて顧客同士に相互リンクを張り込んだのだろう。これなら被リンク数は増えるから一時的に検索エンジンは騙せるかもしれない。こういうのをやれっていうのかな。そりゃうちでは無理だ。
正攻法でSEO対策をやるコンサル会社に問い合わせたところ、順位確約はしない・半年間で5~600万円という。その担当者もSEOにお金をかけるよりキーワード広告出したほうが確実だという。
結局、社長の友人がやっている会社に発注が決まったらしい。引き受けていたら後々トラブルになった可能性も高いだけに、それで良かったとしよう。しかし、SEO対策と結果がどうなることやら。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください