今日はなっちゃんとあきちゃんの誕生日。1995年6月24日の朝、しばらく前から居着いていた野良ネコのちびこが、ぼくの布団の中で5匹を産み落としたのだ。目が覚めて、ミャーミャーいう鳴き声に布団をめくったら、足下にネズミみたいな小さな生き物が。あわてて用意してあった段ボール箱に移したけれど、すでに布団は血だらけ・・・ 5匹のうち1匹はその日のうちに死んでしまったが、残りの4匹、はる♂、なつ♀、あき♀、ふゆ♂の4匹はすくすく育った。
半年ぐらいたって乳離れすると、ちびこは「子どもたちをよろしく」と出て行ってしまった。しばらくは近所の家に世話になっていたけれど、やがて姿を消した。
98年の夏、移動運用に行った千葉鹿野山で捨て猫♂を拾ってきて、かのと名付けた。5匹の中で、一番しっかりしていてお兄さん格だったはるは2001年の4月に天国へ。
そしてかのが去り、ふゆが去って今はなつとあきの2匹だけに。なつはここ数年、腎臓病をわずらっていて毎日朝晩薬を飲ませなければならないのだけど、体重は3.6kgを維持し、出窓に駆け上ったり、時々窓から庭に出て行ったりと元気いっぱい。あきは持病こそないけれど6.6kgとかなりの肥満。椅子にあがるのもどっこいしょと苦労しているし、時々トイレからお尻をはみ出したままおしっこしてしまい、外をビショビショにすることも。ちょっと認知症か? と心配することもあるけれど、とりあえずは大丈夫みたい。
でも、ネコの寿命は長くて20年という。残り少ない人生ならぬ猫生。一生懸命猫かわいがりしてやろう。