最近読んだ本

『考具』 加藤 昌治 阪急コミュニケーションズ
有限会社Willさんいんの長谷川陽子社長に薦められて読んだ本。「こうぐ」と読む。考えるための道具のことだ。博報堂CC局に勤務する筆者は、アイデアをいかに生み出し、それをどのようにして企画という形あるものにするかの方法を「考具」として説明している。
よくある文房具フェチ的な、ノートは○○、ペンは××でなければといったようにブランドにこだわるのではなく、アイデアスケッチ、マンダラート、マインドマップ、ブレーンストーミングなど考える方法から展開しているのがうれしい。

『アイデアハック!』 原尻淳一、小山龍介 東洋経済新報社
こちらもアイデアを生み出すためには、といった本だが考具とは対照的にグッズにこだわって、手とり足とり使い方を解説している。「ケータイのストラップにペンをつける」「書類はプロジェクトフォルダにまとめる」「手帳に自分の辞書を作る」などなど。
『球場のビールはなぜ800円でも売れるのか』 馬渡晃 自由国民社
タイトルはいかにも「さおだけ屋・・・」のパクリだが、けっこうまじめにマーケティングや経営について解説してある。中身は文字がぎっしりで堅め。社長の使命は会社を大きくすることであるという方針に基づき、いかにして拡大するかを述べている。会社規模を拡大させるためには製造部門と販売部門、店舗と従業員など、現状でつりあっているもののいずれかを先に大きくし、バランスを崩さなければならないとか、コストのかけかた、戦略と戦術など。
『御社の営業がダメな理由』 藤本篤志 新潮新書
ベストセラーになっている1冊。
営業日報やマネージャのノルマ、営業セミナーなどが営業をダメにしている元凶だという。マネージャにはノルマを課さず、部下の営業活動を直接口頭報告させることで、全体の営業成績を大幅に向上させることができるという。
『インターネットの法と習慣 かなり奇妙な法学入門』 白田英彰 ソフトバンク新書
タイトルには「インターネットの」とあるが、特にインターネット内に紛争などについて限定した内容ではなく、ローマ法からさかのぼって英米法や大陸法ができてきた歴史的経緯、何より法律とはどういうものかから説いている。盗聴法や共謀罪をはじめとして、「国際条約との整合性のために」と無理やり作られる法律が、実は政府が作りたい法律を国際機関の舞台を使って既成事実化させ、国内法に押し付ける「ポリシー・ロンダリング」という手法で作られるというのは衝撃的。
この本に刺激され、参考書籍として紹介されていたレッシングの『CODE』とイェーリングの『権利のための闘争』を買ったが、積んである状態・・・

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