03/13 『マクスウェル方程式から始める電磁気学』(小宮山進・竹川敦著 裳華房)

ネットサーフィンしていたら『マクスウェル方程式から始める電磁気学』という本が面白いというので気になった.ところが紀伊國屋書店など回っても在庫が無い.Amazonで買えばいいのだろうが,メルカリに何冊か出ていたので安いのを購入.

一般的な電磁気学の本は静電場,クーロンの法則から始まり,定常電流,静磁場,電流と磁場,電磁波と進んでマクスウェル方程式が出てくる.

本書は「電磁気学のあらゆる法則はマクスウェル方程式とローレンツ力から導出され、すべての電磁気現象が説明される」ということで,第2章,12ページ目でもうマクスウェル方程式が出てくる.クーロンの法則もビオ・サバールの法則もマクスウェル方程式から導かれる.

一部には熱烈な支持者もいるようだが,物理学教育としては異端なようだ.それでも裳華房といえば300年以上の歴史を持つ超老舗理工系出版社.ユニークではあるけれど疑似科学,トンデモ本ではあるまい.

裳華房のサイトには著者による

なぜマクスウェル方程式から始めるのか
マクスウェル方程式から始める講義:実践ガイドと講義ノート
本書で講義を考える先生方へ

という文書まで掲載されている.

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