10/09 光造形3Dプリンターを購入した

ELEGOO MARS PROという,Amazonで3万円ほど.3Dプリンタというと熱可塑性樹脂のフィラメントを溶かしてヘッドから押し出し,積み上げるFDM方式が一般的だけど,最近では紫外線硬化性樹脂に液晶パネルからの紫外線を照射して固める光造形式も増えている.

FDM式は安いものだと1万円代からあるが,光造形式も3万円代で買えるようになってきた.紫外線硬化樹脂(レジン)はUV接着剤やネイルアート,アクセサリー製作などにも使われている.ちょっと臭いがあり,手に付くと荒れるとか,終わった後はアルコールで拭き取らないといけないなど面倒なこともあるけれど,FDM式に比べて圧倒的に精度が高く,滑らかな出力が可能だ.

初期の光造形プリンタはレーザー光で1ドットずつ固めていたが,液晶パネル式の光造形プリンタは面を1度に固めるので,高さが無い形状だとすごく早く出力できる.

なかなか時間がなくていじれていないのだけど,サンプルで付いてきたチェスの駒を出力してみた.1回目は光造形プリンタあるあるの,ゼロ点調整に失敗して台座だけが出力された.

ゼロ点調整をやり直したところ,キレイな駒ができた.だいたい3時間ほど.直径30mm,高さ50mmほど.中の階段や螺旋の手すり,表の文字などすごい精密度だ.FDM式では避けられない積み重ねの段差が無い.

臭いはあまり気にならなかった.出力後,表面に残っているレジンをIPAで洗い流せというのだけど,もっと安い燃料用アルコールで洗ってもちゃんとできた.燃料用アルコールは有毒だから,消毒薬に使われるIPAを推奨しているのだろうか.値段が倍ぐらいになるけど,水溶性のレジンもある.こちらも同時に注文してあるので,今度試してみよう.

3Dプリンタを購入したのは,今年の初めに申請したものづくり補助金で使うため.このときはFDM式で申請し,一次審査は通ったものの,二次審査の面接で突っ込まれてしどろもどろになったせいか,落ちてしまった.やはり自前で機材を購入し,いろいろコツを掴んでおくことが必要だろう.MARS PROをいじり倒して,来年の申請に臨みたい.

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