オンライン授業にスマートフォンをカメラとして使っていたが,かなりの広角なので顔は小さくなるし,見せたくない後ろのゴチャゴチャしたものも映ってしまう.おっさんの顔なんかどうでもいいとか,疑似グリーンスクリーン使えばいいのかもしれないが,仕事なのでカメラを工夫する.結局,ニコンの一眼レフD7000をWebカメラ化した.
デジタル一眼レフやミラーレス,コンパクトデジカメなどをWebカメラとして使うには,HDMI出力をキャプチャーアダプタでUSBに変換するのが一般的なようだが,キャプチャーアダプタは1~2万円程度する.
キヤノンはベータ版ながらUSB接続するための無償アプリの提供をはじめた.妻が持っているM6ならば対応しているようだけど,8月まで毎週借りるというのも面倒.
調べたらdigiCamControlとIP Camera AdapterというフリーソフトでD7000をWebカメラ化することができるという.
入手先,インストール方法などは一眼レフやミラーレスを無料でWEBカメラ化する方法【Windows】を参照.
すぐに接続できたが,digiCamControlはちょっと不安定で,起動に何度も失敗して無限ループに.こうなるとキャンセルできないのでタスクマネージャで終了させることになる.
レンズはAF NIKKOR 18-35mm/3.5-4.5を付ける.マイクはMKE 600純正アダプタでカメラの上にセットし,UR22mkIIのファントム電源駆動.マイクと口の距離は90cmほど.
小型三脚をスチールラックの下段に設置し,雲台だけを上段から突き出している.もっとスマートな方法があればいいのだけど.この位置だとディスプレイのちょっと上にレンズが来る.

digiCamControlは画素数が640×480とVGAになってしまうので,zoomで表示するとけっこう荒れている.でも大口径レンズのおかげで背景のボケはきれい.
