先日,突然消えてしまったMail/inboxフォルダの中身.11月16日にサーバーを移行したので,それ以前のメールは旧サーバに残っていた.ようやく2009年からの56,939件のメールを新サーバにコピーした.で,古いメールを読み直していたら2013年1月8日,母からのメールが目についた。.
前年秋から貧血で体調の悪かった父は病院で再生不良性貧血と診断されたという内容.難病で完治は無理だが,まだしばらく生きられるだろうとみんな思っていた.
そして13日には実家を訪れ,比較的調子の良かった父とひと時を過ごせた.
最後に父と話したのはちょうど7年前の1月21日.情けないことに電話の内容は「会社の資金繰りが厳しいので,(父がぼくの名義で買ってくれていた)株を売却してもいい?」.ゼイゼイと苦しそうな息で「お前のための株だから,そういう時に使いなさい」.父はその時点で肺炎になっていたことを後で知った.
その夜,弟から父は再生不良性貧血ではなく,白血病の前段階である骨髄異形成で,余命数か月だと知らされた.
それから数時間後の深夜.父が倒れ,病院に搬送されという救急からの電話でたたき起こされた.
7年経っても,会社の状態は同じようなもの.たまに調子いいときもあるけれど,蓄えは無い.どうにかしなくては.