11/24 叔母の訃報

朝,スマホに八王子に住んでいるいとこから着信.もしやと思ったけれど,やはり叔母の訃報.

認知症で施設に入っていたが病気とかはなく,食事中に突然つっぷし,そのまま息を引き取ったという.突然の心不全らしい.長いこと苦しんでとか,寝たきりでなかったのは幸せだったのかも.

八王子駅前に父の実家があり,両親は20分ぐらい歩いた片倉の高台に新居を構えていた. 畑の間に平屋の住宅が点在し,高台だったので八王子駅や商店街が見下ろせた. それだけでも他のいとこより祖父母や叔母夫婦と接する機会は多かった.

2歳ぐらいのころ,母が長期入院した.父一人で子育ては無理と言うことで,ぼくは実家に預けられた.つまり祖母と,当時まだ子どものいなかった叔母が育ててくれた.毎朝,仕事に行く叔母を八王子駅まで見送っていたという.

叔母夫婦は2階に住んでいたので「お2階のおばちゃん」と甘え,叔母からは「まぁちゃん,まぁちゃん」と優しくしてもらっていた.

ぼくが小学校時代に叔母は洋菓子店を始めた.コトブキのフランチャイズだ.他に何もなかった駅前30秒のところだから,当然大繁盛する.中学生から高校生にかけてはクリスマスにケーキを売るのを手伝った.

ぼくが小学校時代に叔母は洋菓子店を始めた.コトブキのフランチャイズだ.他に何もなかった駅前30秒のところだから,当然大繁盛する.中学生から高校生にかけてはクリスマスにケーキを売るのを手伝った.
その店も11年前,2008年の正月を最後に閉店した.戦後ずっと凍結されていた南口再開発がようやく始動し,高層ビルに建て変わるためだった.
営業権はサザンスカイタワー八王子の中に持っていて,あるテナントに貸している.叔母は悠々自適の生活に入ったのだけど,仕事漬けの人生から脱却したその頃から認知症が始まってしまったようだ.

母と「施設にお見舞いに行ったら,自分のこと分かってくれるかな」などと話していたが,とうとう行かずじまいになってしまった.会える人,会いたい人は会えるうちに会っておかなければ.

11年前の正月だけど,この写真の家はもう無く,今は高層ビルが建っている.そして父・叔父・叔母.3人がこの世にはいない.

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