”右に見える競馬場、左はビール工場”とユーミンが歌った府中のサントリー武蔵野ビール工場を見学してきた。妻がやっている着物を着る会の「大人の社会科見学」。真夏だから着物ではなく皆さん浴衣だ。
京王線の分倍河原駅前に集合し、ここからシャトルバスで工場まで乗り付ける。バスも見学も試飲も無料だ。プレミアムモルツなどサントリー商品が売られている売店兼待合室でしばらく待ち、予約していた順番で工場内を見て歩く。グループごとに女性スタッフが一人ついて、要所要所で詳しく説明してくれる。
まずは原料の「天然水」、「麦芽」、「ホップ」。天然水は府中の地下深くからくみ上げているという。麦芽は実際に数粒ずつ食べさせてくれた。玄米のようだがちょっと甘みがある。ホップはアロマホップとビターホップの香り比べがあったけれど、一瞬だったのであまりわからず。
その後は仕込み釜、発酵、貯酒、濾過、缶詰などの行程を順に歩く。土曜日なのでフル稼働ではなかったようだが、実際の設備をガラス越しに見ることができた。
巨大なステンレス製の仕込み釜。残念ながら中身は入ってなかった
26種類に分別されたリサイクルBOXの説明の後は、試飲エリアへ。工場できたてのプレミアムモルツを味わうことができる。朝のジョギングでのどが渇いていたため、10分間に3杯もおかわりしてしまった。
あまりサントリーのビールは飲まないが、やはり工場できたて生はおいしい
バスで分倍河原へ戻り、南武線に一駅乗って府中本町へ移動。大國魂神社の境内を抜けて旧甲州街道に面したレストラン「モナムール」へ。
ここの2階個室でイタリアンのランチディナー。工場でビールを駆けつけ3杯飲んだのがいけなかったのか、最近の猛暑で胃腸が弱っていたのか、久しぶりに酔いつぶれ、挙げ句の果てにはトイレに駆け込んで全部戻してしまった・・・