3/21 冒険村で火起こし研究会と味噌造り

冒険村というのかみんなの森というのか森の家というのか,日の出町の活動.災害時,マッチやライターを使わず火をおこせるか,いろんな方法を試してみようとことで集まった.自分は冒険の森で拾った石(チャート)による火打ち石,山本さんは虫眼鏡による太陽光.石橋さんは竹摩擦を提案.

火打ち石というと石英や黒曜石がよく使われるが,チャートも古くから使われてきた.冒険の森岩場はチャートの岩場だが,開拓時にワイヤーブラシで掃除しているだけで火花が飛ぶ.ようするに堅い石に鉄を激しくぶつけることで鉄の粉末が摩擦熱で燃えるということ.
火が出るのは火打ち金のほうで,古い包丁を使ったらそこそこ火花が出た.ただ,刃が付いていると怖いのでグラインダーで刃をつぶした.
ただ,これだけでは火がつくか不安なので,Yahoo!オークションに出ていた「吉井本家火打ち石セット」を落札.吉井本家は江戸時代から火打ち石を売っている老舗だという.セットの内容は火打ち金と小さな石英のかけらが入っている.さすがに火花の出はいい.

さらにダイソーのヤスリも使えるというので,木工用と鉄工用の2本を購入.これは石が削れるだけで火花は出ないようだ.木工用はA3鋼,鉄工用はT12A鋼と鉄の種類が違う.

別に自分が火を起こせないと食事が作れないとか,遭難するということもないのだけど,確実にするためにファイヤースターターキットをAmazonで購入した.これはマグネシウムの棒と棒をこするストライカー,それに伸縮式火吹き棒のセット.1,199円なり.

火打ち石の火花はあまりに小さく,あっという間に消えてしまう.これを火にするには火口(ほくち)が必要だ。木綿の布,古くなった三角巾とかTシャツとかを切ってクッキーの缶に入れ,蓋をしてレンジで蒸し焼きにしたもの.つまり木綿の炭を作る.

この火口を火打ち石に乗せて抑え,打ち金を叩きつけると火花が飛び,うまく行けば火口に移る。

火口はチラチラ赤く燃えるけれど,さらに炎にするものが必要.炎にするために麻ロープを切ってほどいたものを用意する.ホームセンターで1m84円.

自宅での事前テストでは,火打ち石セットではどの火打ち金を使っても,火花は出るものの火口に着火するに至らず.まずい.ファイヤースターターは一瞬で炎まで行くので,逆に面白みが無さそう.
前の夜,パッキングしていたら包丁が行方不明.あちこち探したけど見つからないので火打ち石セットとヤスリ,ノコギリ,コンクリートドリルピット,ナイフなど火花が出そうなものを手当たり次第詰め込む.

火口として田んぼからガマの穂を持ってきた.これは周りがパッと燃えるけれど続かない.薪に移すのは難しい.

当日は心配だった天気が予報とは打って変わって晴れ時々曇り.これなら虫眼鏡式も期待できそうだ.
そして一番先に着火したのは虫眼鏡.続いて火打ち石.竹は焦げた臭いがするところまでは行ったけど,煙も出なかった.

虫眼鏡で点火したかまどでご飯を炊き,火打ち石で点火したかまどで汁物を作った.

昼食後は森の家2階で味噌造り.煮ておいた大豆を羽生家の味噌切り器でミンチにし,麹,塩と混ぜてボール状に丸め,樽に叩き込む.叩き込むのは空気が入らないようにするためだそうだ.

味噌になるのは早くて1年後.

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