04/03 自分で手漉きした、ひので和紙のブックカバー

2月にシンガポールからの客人Krisさんたちと日の出町を訪れ、国高さんが主催しているひので和紙工房で手漉き和紙のブックカバーを作った「シンガポールからのお客様と日の出武家屋敷~手すき和紙体験」。コウゾの皮をはぎ、表皮をそぎ落とし、叩いてばらばらの繊維にして金網で漉いて作る、本当に手作り和紙の作品だ。

乾燥に数日かかるので、その場で持ち帰ることはできない。切手代を預けておけば郵送してくれるので、多くの人はそのサービスを利用するのだが、自分はほぼ毎週日の出町の冒険の森に来ているから、その際にピックアップすることにした。
ところが、なかなか週末の予定が合わず、冒険の森を訪れることができず、ブックカバーもそのままになっていた。
ようやく3月中旬になって冒険の森開拓作業に参加することができ、帰りにひので和紙工房に立ち寄ってブックカバーを引き取った。
文庫用は原料を晒していないので、やや茶色っぽい。新書用は漂白しているので白い。模様は何度かに分けて漉いている途中、糸を置いて描いたものだが、事前に何も考えていなかったので、ほぼアドリブ。それにしてもセンスないなぁ・・・ 糸の他に押し葉とかも使えるそうだ。
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本の大きさに合わせて和紙を折り曲げ、表紙と一緒にかける。本の厚みが変われば折り曲げる場所も変わってくるわけだが、和紙は腰が強いので、丈夫なようだ。

カバーを掛けた本、第一号は文庫が『新宿駅最後の小さなお店ベルク 個人店が生き残るには?』(井野朋也著 ちくま文庫)、新書が『シャルリとは誰か? 人種差別と没落する西欧』(エマニュエル・トッド著 文春新書)。「ベルク」は引き込まれるようにしてぐいぐい読んでしまった。「シャルリ」は馴染みの無いフランスがテーマで四苦八苦。数ページ読んでは閉じるというペースが続いている。

カバーは、手頃なフリクションと柔らかさがあって、手に心地よい。鞄の中で他の荷物と擦れて背中は毛羽だってきているが、それも風合いというものだろう。
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