02/20 シンガポールからのお客様と日の出武家屋敷~手すき和紙体験

先日、カットシステムの石塚社長からScratchなど子どもプログラミング教育に詳しく、MITのMitchel Resnickとも親しいという石原さんを紹介された。3人で高田馬場の一休で飲んでいたら、石原さんのシンガポールのビジネスパートナーが今度来日するのだけど、シンガポーは狭い国土を高度に開発してしまったので、子どもも大人も自然活動に飢えている。ぼくが日の出町でいろいろ自然活動をやっている人たちと親しいという話をしたら、ぜひそのシンガポールの人を招待したいという。

19日金曜日の夕方に都内を出て日の出町に一泊、20日土曜日の夕方には箱根へ移動という、かなりの過密スケジュールだ。おまけに土曜日の天気はいまいち。
泊まる場所は日の出太陽の家の武家屋敷、自然活動はひので和紙工房と決めて予約を入れた。武家屋敷は以前、みんなの森でぐるっと中を見学させてもらい、甚川さんの忍者婚式でもお邪魔している。ひので和紙工房は、工房は行ったことないけれど神田古書祭りでの手すき和紙&忍者イベントでお世話になっている(両方とも野忍つながりか・・・)。

19日の夕方、国分寺で石塚さんの車でピックアップしてもらい、一路武蔵五日市駅へ。18時過ぎに武蔵五日市駅で石原さんとKrisさんをピックアップ。駅近くのスーパーマーケットで夕食と朝食の材料を購入する。4人2食分アルコール込みで3000円。

19時前に武家屋敷にピックアップ。理事長の久保田さん自らに出迎えていただく。築130年の古民家にkrisさんだけでなく、皆さんびっくり。太陽の家の風呂に入って、立派な厨房で鍋料理を作り、石原さんが自宅から持参した煮込みを温める。鍋がけっこうボリュームあったのと、煮込みでお腹一杯になってしまい、せっかく炊いたご飯は誰も食べられず。
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コタツで鍋

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寝室に鎧甲が飾ってあるのはちょっと不気味

都内より1、2度は気温が低く、隙間風も吹き抜ける古民家で、毛布1枚に掛け布団1枚という寝具だったが、ぜんぜん寒くはなくぐっすり眠れた。府中の我が家より暖かい?

朝はまず花咲稲荷を訪れてから裏山をぐるっと回り、炭焼き小屋を見て茶室に立ち寄って朝食。鍋の残りと煮込みの残り、それに目玉焼き。久保田さんがやってこられてコーヒーをいただいた。
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茶室の中

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畳を外して火を起こせるようになっている

このところ武家屋敷は週末になると刀剣乱舞のコスプレツアーでほぼ満員になるという。歴史ある建物、甲冑などの小道具、着替えができる部屋ということで、それは人気だろう。
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古い水車を使った休憩所

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朝食は残り物で

武家屋敷の後は、すぐ近くにあるひので和紙工房へ。行ったらちょうど西野さんが裏山の杉をチェンソーで切っていたのだが、これにまたKrisさんが大興奮。日本人だって都会に住んでいたら杉の木が倒れていくシーンなど、めったに見ることは無い。

國高さんの指導で、まずはコウゾの皮を剝いて外側の黒い部分をはぎとり、さらに緑色の皮も剥ぎ、できるだけ白い部分だけにする。あまり外側が入っているとできた和紙が茶色くなってしまうのだという。
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皮を削って白くしていく

皮剥ぎが終わったら、しばらく煮て柔らかくしたコウゾで出てきた。これを木の棒で叩いて繊維をバラシていく。20~30分叩いて繊維を細かくし、柔らかい紙ができるようにするのだ。カンカンとなかなかうるさい。
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ひたすら叩く

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手押しポンプで井戸水をくむ

叩き終わったら井戸で汲んだ水にコウゾ繊維の固まりを溶かし、そこにトロロアオイの根から取った「ねり」という糊を入れる。Krisさんと石原さんは和紙アート、ぼくと石塚さんはブックカバーを作る。金網にドロドロのコウゾ繊維を流し、水が落ちたらまた流す。何度かやって適当な厚さになったらしおりの糸を置き、さらに前後の表紙にあたるところに糸で模様を描く。糸の上にコウゾ繊維を何度かかけて補強し、最後は板に張り付けて作業完了。数日乾かせばもう使えるという。ぼくは再来週にはまた冒険の森で岩場開拓なので、その時にピックアップすること。他の3名は郵送を申し込んだ。
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まずは文庫本用のブックカバーを作る。

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溶かしたコウゾ繊維を枠に流すKrisさん

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9割流した時点でしおりや模様となる糸を置き、さらに原料を上から重点的に流す

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Krisさんと石原さんはヒモで型を作り、色を付けていく

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石塚さんは雨だれを受けて文様を附ける

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台に貼り付けて乾かす

今回のドタバタツアー。Krisさんにはかなり喜んでもらえたようだ。次回はご主人やお子様、お友達と来てくれるといいな。

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