10/11 埼玉工業大学でRaspberry Pi+Scratchによるプログラミングワークショップ

このところRaspberry Pi+Scratchによる子ども向けプログラミング教育の指導者向け教材作成というプロジェクトに関わっている.学校や地域でRaspberry PiとScratchを使って,子どもたちがプログラミングに触れるための,指導を行う教師が使う虎の巻というわけだ.文科省の外郭団体である独法国立青少年教育振興機構が扱っている子どもゆめ基金助成事業.

自分が作っているコンテンツは,来年以降に公開される予定だが,協力しているこどもみらいサポーターズが埼玉工業大学の大学祭で小学生~高校生を対象としたワークショップを開催するというので見に行ってきた.実際に子どもたちがRaspberry PiやScratchに触れ,ビジュアルプログラミングをどのように体験するのかを見ておくことは,教材作りの上でとても大事なことだから.

埼玉工業大学は埼玉県の北部,深谷市にある工学部と人間社会学部からなる、全学生2000人ほどの小さな大学.経営母体は浄土宗系の学校法人智香寺学園で,仏教系の工業大学というのは珍しいのではないだろうか.こちらの井門俊治先生がプロジェクトのリーダーを務めている関係で,大学祭の場をお借りして子どもたちにワークショップを体験してもらうことができた.

自宅から中央線,武蔵野線,京浜東北線,常磐線と乗り継いで岡部駅に到着.駅出たらコンビニでおやつでも・・・ と思ったがコンビニも商店も無かった.学生らしいのが何人か歩いて行くので埼玉工業大学へ行くのだろうと見当を付けてついて行く.大学は徒歩15分と書いてあったが,駅から大学まで建物が無く,見渡す限り畑だけなので,見えている建物が大学なのだろう.畑の中の泥道をまっすぐ歩いて行くのだが,雨の日や革靴,ハイヒールだと大変だろう.
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がんがん音楽が流れてそろいの衣装を着けてよさこいを踊っているグループや屋台が並んでいる一角があったが,これは大学祭と連携してやっている地元の「コスモス祭」というものらしい.大学祭は秋桜祭だった.

コスモス祭の屋台を抜けてさらに進むと埼玉工業大学に到着.実は「親子で楽しむスクラッチプログラミング体験塾」がどこでやっているのか,正式名称も聞いていなかった.メンバーの携帯電話番号も知らない.パンフレットをもらって眺めていると,なんとなくそれっぽい感じの企画があったので30号館に向かう.パンフレットの最初の方にある会場案内図には30号館が載っておらず,スタッフの人に聞くことになってしまったが.

30号館に入るといくつかの研究室が研究内容の発表をやっており,奥にRaspberry Pi+Scratchの展示も.3階で開催中ということで階段を登ったら西澤さんが女子高生3人組にScratchプログラミングを指導しているところだった.その後,地元の小学生や中学生などが三々五々やってきてこどもみらいサポーターズの松嵜さんらスタッフから指導を受けてネコを動かしたり,LEDを点滅させたりといった作業に取り組んだ.おそらく,子どもや親にとってRaspberry PiやScratchは初めての体験だっただろう.
ポスター
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夕方までに40数名が受講してくれた.わかりにくい場所なのに,わざわざ探してやってきてくれたのだから,大成功だろう.ぼくらもいろいろ気づかされた.教材コンテンツに反映させなければ.

ところで,大学祭というと,自分は8年間の学生生活で3度も大学祭実行委員会をやり,3回生のときには実行委委員会副委員長・パンフレット編集長をやった「お祭り好き」.今更血が騒ぐこともないけれど,大学祭というのは楽しいね.工業系の小規模大学ということで,積極的に地域連携をやっていて,大学祭のメインステージでもコスモス祭と同じく県内各地から集まったよさこいの団体が踊りを披露していた.

一つ驚いたのが迷彩服姿の陸上自衛隊員が高機動車を並べ,「隊員募集中」のブースを出していたこと.先日は滋賀県の市立中学校に自衛隊員募集中のトイレットペーパーが置かれて騒ぎになったけれど,大学祭でとはずいぶん大胆だ.
自衛隊
調べたら香川大学や滋賀大学,山梨学院大学,帝京科学大学などで「出展」しているらしい.警察予備隊(自衛隊の前身)によるキャンパス接収反対運動が盛り上がり,その中で作られた「こがらしがすさぶ中を、われらの学舎を守ろう」という学生歌が大学歌よりも親しまれている岡大では,たぶんあり得ないことだろうが.

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