コンテックのボックスコンピュータをテスト

海士町プロジェクトでは、海士のフェリー乗り場(キンニャモニャセンター)、連携している宮津市の宮津駅と天橋立駅、それに千代田プラットホームスクエア、島根料理店主水(もんど)に大型ディスプレイとPCを置いて、一般ユーザー向けに海士町や宮津市の市民や学生が作った映像を表示するデジタルサイネージを展開している。
このPCに、これまでSONYのテレビサイドPCというTCP-1を使ってきた。居間に置いて違和感ないように、ということでデザインはしゃれているが、やや大振りだし、高価だし、電源スイッチをユーザーが押してしまいかねない。なにより普通のWindows Vistaがインストールされているので、Windows Updateやウイルスチェック、その他のアップデートなどが自動実行される。これで何かダイアログ画面が表示されると海士TVのフル画面が引っ込んでしまう。そのため、設置してある場所の方から「写ってない」とクレームが多く寄せられた。


VAIOについては、とりあえずWindows Updateなどを行わないようにタスクを停止するなどしてしのいでいるのだが、根本的にはデジタルサイネージ向けのPCを導入する必要があるだろということで、クライアント側と意見が一致した。
ただ、デジタルサイネージ用PCとか、まだ静止画や文字を表示するのが主流なようで、海士TVのようにHD画質の動画を再生するというのは、あまり対応機種が出てないようだ。それでもコンテックから発売されているボックスコンピュータというのが見つかった。
ハードディスクなど回転部品なし、ファンレス、全体が放熱器になっていて組み込み用途に耐えられる堅牢性を備えている。 ディスプレイ端子がDVIになっているというのは、動画再生なども考えている証拠ともいえる。OSはCFカードにWindows Embeddedが入っており、電源をつなげばすぐに起動し、電源を落とせば停止するというシンプルさもいい。もちろん、不要なアップデートなどは動かないようになっている。
いくつかバリエーションがあるのだが、その中でCPUにAtomを採用し、Windows Embedded StandardをCFカードで搭載したBX955というモデルを借用した。電源は外付けになってしまうが、本体はちょうど単行本ぐらいの大きさ。作りもしっかりしている。
20091117-BX955.jpg
USBのキーボードとマウス、それにEthernetとディスプレイを接続し、電源を入れるとすぐにWindowsが起動する。標準搭載のCFは2GBのもので、1GB弱の空きがある。グラフィックコントローラは945GSEチップセットに内蔵されているGMA950。
残念ながらCPUがAtomと非力なため、HD動画の再生ではコマ落ちだらけとなり、スローモーションになってしまった。これでは今回の目的には利用できない。
上位機種で、CoreDuo CPUを搭載したBX950というモデルがあるので、それをオーダーすることにした。納期が最短でも1ヶ月かかるというので、ちょっと困っているところ。

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