10/12 父の霊前に著書を捧げてきた

9月のお彼岸は、家族の都合が付かず墓参りが延期になっていた。考えてみれば7月のお盆にお参りしてから、実家に3か月も行ってない。隣町で、車だと40分ぐらいで行けるのに親不孝なこと・・・ ようやく12日に全員が揃うことができた。

まずはコストコに行き、母から頼まれていたパルメザンチーズの固まりと巨大なミックスナッツボトルを購入。もちろん自分の食材とかも。妻は最初コストコ行きにあまり乗り気でなかったけれど、ちゃっかりワインを2本カートに入れていた。

約束の集合時刻に30分ほど遅れて実家に到着。すぐ弟の車に乗り込んで父の墓へ。途中、小野路あたりでゼルビアファンの集団に遭遇した。ちょうど試合が終わったところのようだ。霊園では花がきれいに咲いていた。もう少しすると裏の雑木林が紅葉するのだろう。花を供え、線香をあげて各自黙祷。

実家に戻って、父の遺影に先月上梓した『プログラミング言語 温故知新 人工言語の継承を学ぶ』を捧げてきた。この本の前書きは次のように終わっています。

『7つの言語 7つの世界』の真似をするわけではありませんが,本書の執筆にあたって父へ捧げたいと思います(『7つの・・・』には亡くなった母への献辞があります)。

ゼネコンの営業マンとして,高度成長期を駆け抜け,中東やインドネシアに赴任していた父は,現役時代にはコンピュータを使うこともなかったと思います。それでも私がテクニカルライターの仕事を始め,『パソコンの分かる本』や『MIFES Ver.4』といった単行本を書き上げると,書店でわざわざ買い求めてくれました。当時はパソコンも持っておらず,内容も分かってなかったのではないかと思いますが,ふがいない息子を一生懸命応援してくれました。

退職後は地域のコミュニティが主催するパソコンスクールに通ってパソコンをマスター。Wordで海外赴任時代のエッセーを書いたり,オンラインで株式投資したり,写真を加工して年賀状を作るなど,かなり活用するようになりました。家族の連絡はもっぱらメールで行っていました。

また,Tate氏の母親と同じく,父は絵画へも情熱を燃やしました。植物画・ボタニカルアートの世界にのめり込み,地域の絵画サークルに参加して,多くの作品を残しました。

父は2012年の暮れから体調を崩し,翌2013年1月に84歳でこの世を去りました。あっという間のできごとで,介護はおろか入院する余裕もありませんでした。パソコンに保存されていた詳細なエンディングノートのおかげで,私たちはたいへん助かりました。本書を,天国にいる父に捧げたいと思います。

実は、時間がなくて推敲が足りず、中途半端な文になってしまいました。父の名前も書いてありません。本当は青校で手を入れるはずだったのですが、あまりに出版を急いだので青校すらチェックさせてもらえず・・・ 重版がかかったら直すつもりです。

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