日の出町にある古民家滝本でみんなの森財団主催流しソーメン大会。去年はNPO法人花咲き村と合同開催で,夕方からは竹灯籠の夕べがあったのだけど,今年は花咲き村は花咲き村で交流を深めたいというのと,竹灯籠の準備が大変だということで単独開催となった。とは言っても花咲き村は滝本から300m上流の,いつもの林道でやっていたのだけど。
8時半の約束がタッチの差で快速に乗り損ね,結局20分後のホリデー快速で到着。髙橋さんの新車ハスラーでピックアップしてもらい,森の家経由滝本へ。やがてアンドロイドの会で知り合った田辺さん一家も無事に到着。
今日は暑いので天ぷらは無し,ソーメン茹でるのもかまどはやめて滝本のガスレンジを使うことに。準備としては竹を切ってきて樋を作るのと,箸を作る程度。今回は福島から夏休みの保養で来ている福島っこキャンプの子どもたち24名も加わり,一緒に竹を割って小刀で削って箸を作る。
樋は滝本の水場からホースで引っ張り,母屋の前を通って道路の方へ流す。長さ的にはちょうど良かった。
中学生や小学校上級生の男の子たちがスタート地点に近いエリアを占領し,最初はソーメンを全部取ってしまうので下流のちびっ子たちからブーイングが。そこでソーメンの籠をもって中流から流して公平に分配できた。子どもたち,後半はソーメンには飽きてしまい,ひたすらゼリーとかサクランボとか変わり種の争奪戦を繰り広げた。自分はずっとソーメンやらゼリーを投下する係をやっていたので,最後になって流れていないソーメンをささっと水でゆすいで食べた。もちろん缶ビールぐびぐび。大人用にシシトウ炒めの味噌からめがおいしかった。
流しソーメン大会の後は,滝本前の平井川源流で魚のつかみ取り。ヤマミチさんの指導で子どもたちが石や砂利を積んで川をせき止めてプールを作り,そこに下のさかな園で買ってきたニジマス15匹を放流。子どもたちが30分奮闘したものの,1匹も捕まえられず。人が川から上がって水が澄んでくると,ニジマスが泳いでいるのは見えるのだけど。
買って放流しなかった5匹のニジマスを塩焼きにしてみんなでつついた。
夏でもエアコンのいらない奥多摩の滝本なのに,この日は猛烈に暑かった。ケガもなく無事に今年の流しソーメン大会は終了。総勢60名ぐらいが参加。