さくらインターネットにMoodleをインストール

オープンソースのeラーニングコース作成アプリケーションMoodleをさくらインターネットのレンタルサーバーにインストールしようとして、ちょっとはまった。備忘録的に書いておく。

「Moodle(ムードル)は機能が豊富で、かつオープンソースで無料の教育管理ソフト」(moodleオフィシャルサイト)1999年に最初のバージョンが公開され、今では世界各国の教育機関や企業で使われている。国内でも2013年2月時点で100校以上の大学がMoodleによるeラーニングを行っている(Moodleを活用していると思われる大学のリスト

eラーニング管理ソフトには有料・無料さまざまあるけれど、Moodleはオープンソースで無償、しかも導入実績が豊富であり、ユーザーコミュニティも活発に活動しているようなので、安心して利用できそうだ。

今回はさくらインターネットの「さくらのレンタルサーバ スタンダード」にMoodleをインストールした手順。

さくらインターネットにMoodleを導入する

さくらのレンタルサーバ スタンダードはWebのコントロールパネルやftpだけでなく、telnetでログインしてコマンドラインの操作が行えるというのが非常に便利。レンタルサーバーだとtelnetログインは不可になっているところが多い。

すでに/home/wwwフォルダが作られており、Webサイトが公開されている。既存ページを壊さないように注意して操作する。

mkdir moodledata

でhomeディレクトリ直下にデータディレクトリを作成する。

次にMoodleのセットアップファイルをwgetで入手する。ちょうど3月10日にmoodle.2.6.2がリリースされていたので、それを使うことに。

wget sourceforge.net/projects/moodle/files/Moodle/stable26/moodle-2.6.2.tgz
moodle_setup01height=”623″ class=”alignnone size-full wp-image-2173″ />
cd www
tar zxvf ../moodle-2.6.2.tgz

Moodleの各種ファイルがhome/www/moodle/以下に展開される。

moodle_setup02

コントロールパネルでデータベースを作る

セットアップを始める前にさくらインターネットのサーバーコントロールパネルにアクセスし、データベースを作っておく。

左サイドメニューの[データベースの設定]をクリックし、[データベースの新規作成]をクリックする。
データベースバージョンはMySQL 5.5しか選べない。
データベース名はユーザ名+任意の名前となる。フォームに「moodle」と入力。データベースユーザ名はログインユーザ名で決め打ち。
パスワードは類推されにくいパスワードを入力する。
文字コードは[UTF-8]を選ぶ。

sakura_setup02
[データベースを作成する]をクリックすると、新しくユーザ名_moodleデータベースが作成された。

sakura_setup03

ブラウザでMoodleの設定を開始する

Webブラウザでユーザーサイトのwww/moodleにアクセスする。
moodle_setup03
使用する言語を日本語に変更する。
moodle_setup05
パスの確認画面になる。ドメイン名が「hoge」だとすると
ウェブアドレスはhttp:/hoge/moodle/
Moodleディレクトリは/home/hoge/www/moodle
データディレクトリは/home/hoge/moodledata
とする。
moodle_setup06

データベースはデフォルトのMySQLを選択する。
moodle_setup07
データベースの設定を行う。先にサーバーコントロールパネルでDBを作ったが、あれは中身がない外側だけ。ここからMoodleのためのデータベースを作成する。
データベースホスト、データベース名などがデフォルトのままでは使えないので、コントロールパネルで設定した名前に変える。
moodle_setup09
Moodleの著作権(GPL)が表示されるので、読んで理解して[続ける]をクリック。
サーバーチェックが行われ、moodleに必要なphpのモジュールが揃っているかどうか確認する。問題がなければ[続ける]をクリック。
moodle_setup15
必要なモジュール類がコピーされ、インストールは終了。

問題発生、CSSがまったく効いていない

次に管理者の登録や画面テーマの設定を行うのだが、おかしな表示になる。CSSがまったく適用されず、文字だけの画面になってしまった。
moodle_setup17
テーマを一覧表示させるとちゃんと見えるので、グラフィックが表示されないとかいう問題ではない。
moodle_setup20

サーバーコントロールパネルでphp.iniを設定する

.htaccessをいじったりしても効果がない。いろいろ調べた結果、さくらインターネットではサーバーコントロールパネルでphp.iniを設定しなければいけないということが分かった。

cgi.x_pathinfo=1

と書いて保存するだけ。
moodle_setup21

無事にMoodleが動いた

これでMoodleのインストールが完了。この先は実際に教材コースを登録していく作業が待っている。
moodle_setup22

「さくらインターネットにMoodleをインストール」への1件のフィードバック

  1. こんにちは。参考になる記事をありがとうございます。
    現在、さくらサーバーでMoodleを公開しようとしているのですが、「サーバでXML-RPC拡張モジュールが有効にされていません。あなたはコースを公開または公開済みコースを管理することができません。」と表示されてしまい、公開することができません。php.iniに「extension=php_xmlrpc.dll」を記入して保存したのですが、うまく作動しません。
    もしご存知であれば、どうするべきかご教授いただけませんでしょうか?

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