09/14 福島菊次郎講演会

府中駅前のグリーンプラザで92歳のフォトジャーナリスト福島菊次郎さんの映画上映・写真展・講演会を一挙開催。今年で3回目となる府中での「遺言」シリーズも高齢のため、いよいよ最終章ということに。ぼくは会場設営と撮影を頼まれた。

ところが手持ちの機材では2時間、HD画質で撮れない。メディアギルドの坂本さんからキヤノンのM41をお借りした。記録用にこういった小型カムコーダーあるといいな。

朝、家を出ようとしたら自転車がパンクしている。仕方がなくバスで府中駅へ。結局30分ぐらい遅刻した。2階でも5階でもすでに準備作業のまっただ中。一ノ瀬さんからプロジェクターとスクリーンを渡され、5階展示会場に設営して欲しいと頼まれる。台形補正も自動的にやってくれる新型プロジェクター。

早くから並んで待っているお客様がけっこういらしたので、開場時刻を早めて入っていただく。映画はそこそこ余裕があったけれど、夕方からの講演会は予約のみでソールドアウト。お断りしなければならないほどだった。

映画は去年一般公開された「ニッポンの嘘」。数年前から長谷川監督が福島さんに密着して作ってきたドキュメンタリーだ。撮影中に東日本大震災が起こり、福島でのロケも行われたのでスケジュールが大幅に変更された。

映画の後は長谷川監督と舞台挨拶。そしてサイン会、写真展と続いた。福島さんは自著を購入したファンにずっとサインを続ける。昼休みも取れないので、スタッフが人数制限をしたほど。

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写真展もかなりの混雑だ。ちょうど横浜の日本新聞博物館で福島さんの写真展を開催中だが、そちらでは展示できなかった「過激」な写真も展示されている。

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講演会では舞台前に三脚を立ててM41をセット。この日はIWJのUstream放映があり、NHKも取材に来ていた。オープニングにプロジェクターで「ニッポンの嘘」予告編を上映したのだが、オーディオがデジタルアウトしか出てないようで、会場のPAに音声がつながらず、焦った。スタッフの人がDA変換機を持ってきてくれて解決。新し過ぎる機材というのも使い方がわからず困る。

福島さんは、高齢にもかかわらず話の内容はしっかりしている。前半1時間はノンストップでしゃべり続け、長谷川監督の出番がないほど。

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今の日本が戦前に回帰しているのではないか、改憲がかなり現実性を帯びている危機的状況であり、9条が改憲されたら命をかけること、自分は天皇制に対する「怨念」で闘い続けていること、国家を批判しているのだから、どんなに暮らしが辛くても年金や生活保護など国家に頼ることは拒否するといったことを主張された。

今回は新しい試みとして、来場者からの質問に答える質疑応答を後半1時間持ったのだけど、質問に対しても途中からご自分のテーマに持って行ってしまい、止まらなくなるのには長谷川監督も笑っていた。

最後に女優の木内みどりさんが、文部省発行の「あたらしい憲法のはなし」を朗読して締めくくった。

耳がだいぶ遠くなり、体力的にも山口県から上京するのがつらいとはこぼしていたけれど、命あるかぎり闘い続けると元気まんまん。次回の講演も期待したい。

前回の講演会
8/14 府中で福島菊次郎さんの講演と写真展 ”『遺言 Part3』福島菊次郎 最終講演&写真展”

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