河添誠さん(首都圏青年ユニオン書記長) の講演を聴く

9月6日は第21回府中平和まつりの初日。夜は中央文化センターで「生存権と日本国憲法」という講演会。ぼくはビデオとスチールの撮影担当。
まずは映画「わたしたちの日本国憲法」より第3巻「人間らしい生活とは」の上映。
10年前の作品なので、派遣問題とか名ばかり店長は出てこないけれど、イジメや過労死、生活保護打ち切りなど、今もほとんど解決していないか、悪化していることばかり。


続いて、首都圏青年ユニオン書記長の河添さんと、弁護士の内田雅敏さんの対談。
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河添さんからは、
・前の職場で給与を不払いにされ、新しい職場を見つけたものの、給料日までに会社へ行く交通費がなくなってしまった
・安いアパートを借りて生活をするには、家賃・敷礼、交通費、生活費などで最初に15万から20万は必要だが、それが手当てできない人が増えている
・月給日までもたないので、週払い、日払いといった短期雇用に「落ちていく」
・インターネット喫茶などで生活すると、コインロッカー、食費、コインランドリーなど、どうしても余分な出費が増えてしまう
・派遣会社がアパート並みの家賃をとって寮を経営している
・1年契約のはずなのに、工場の生産調節などでいきなり解雇される(秋葉原殺人事件の犯人など)
・1日20時間、4日で80時間労働を強いられたショップ99の「名ばかり店長」
・アルバイトは雇用契約ではなく、業務委託契約だから残業割り増しを払う必要がないと主張したすき家(ゼンショー)
など、リアルでシビアなワーキングプアの実態をうかがうことができた。
会社経営としてみれば、確かに派遣労働者を使うのは都合がいい。それ以上にIT業界では派遣的な仕事のやり方がメインになってしまっている。受注業務であっても、自分のオフィスに持ち帰って作業をすることが許されず、朝から晩までずっとクライアントのところで作業をしなければならない。こればっかりやっていると、ソフトハウスとは言うものの、実態としては派遣会社と変わらない。会社としては利益は出るが、内部に技術は残らない。
エルデとしては、原則的に持ち帰り受託ということでやってきた。しんどい時もあるが、できる限りこのポリシーは守りたい。

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