消えた母からのメール

父が息を引き取る前日、21日月曜日の夜に母から携帯へ電話があった。ここ数日父の具合が急に悪くなり、何度かぼくにメールをしたのに返事がないと。父が2階の寝室に上がれなくなり、介護ベッドを1階にセットするため来て欲しかったようだ。結局、その日はベッドを諦めて1階にマットレスを敷いたので、来る必要はないと言われたのだが、父と電話で話をした最後になってしまった。

そのしばらく前から会社のメールアドレスにSPAMメールが増え、それまでのフィルタリングでは処理しきれなくなっていたため、いろいろ新しい試みをやっていた。また、13日に実家に行ったとき、母のメールボックスが一杯でエラーを出しているのを設定しなおした(プロバイダー側のメールボックス保存期間を2週間から1週間に短縮した)。

そんなこんやでメールがロストしたのかと思ったのだが。masaru@erde.co.jpのメール受信ログには母のメールアドレスは去年のが最後で、1月20日前後というのはない。grepで/var/log/maillog一式や/home/masaru/Mail/procmaillog一式を調べたけれど、変なフォルダに落ちてもいなかった。

葬儀準備で実家に詰め、母のアカウントでOutlookの送信履歴を見ると、確かにぼくに20日、21日にメールを送ったことになっている。ただ、登録送信先はぼくの携帯メールアドレス。もちろん母からのメールを着信拒否にしてはいない。

メールの中身を見ると「大変心細いです」「せめて返事をください」「苦しそうで見てられません」と、切羽詰まった内容で心が痛む。土曜日は午前中に動物病院に行った以外は家にいたし、日曜日は夕方から横浜へお通夜で出かけただけ。父の様態が悪化したことを知っていれば、すぐにでも駆けつけたのに残念だ。

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