出生率向上のニュースと、子育て支援システム

厚生労働省の「平成19年度 人口動態統計月報年計(概数)の概況」が発表され、あちこちのマスコミで「特殊出生率が2年連続で向上した」と話題になっている。
もっとも概況でも初っぱなに「出生数は減少 出生数は108 万9745 人で、前年の109 万2674 人より2929 人減少し、出生率(人口千対)は8.6 で、前年の8.7 を下回った」と書いてあるように、少子高齢化に歯止めはかかっていない。単に出産適齢期の女性が減っているから、「平成19 年の合計特殊出生率は1.34 で、前年の1.32 を上回った」という数字のマジックが発揮されたにすぎないのだ。
エルデでは一昨年、杉並区横浜市昭和町(山梨県)尾道市(広島県)の4自治体における子育て支援システムの開発を担当した。そして、このニュースが報道された今日、クライアントである株式会社まちづくり三鷹(三鷹市の第3セクター)にて、打ち合わせをしてきた。


ぶっちゃけ、各自治体とも子育て支援サイトにはあまり予算が付けられないらしく、ちょっとシビアな値引き交渉となった。元々、開発の時点では「この4カ所をファーストユーザとして、全国の自治体に展開」するから、という甘い言葉があったので、期待していたのだが・・・
実際に子育て支援施策の中では、お母さんたちのネットワークやワークショップといったリアルな場での活動にどうしてもお金がかかってしまい、なかなかサイト構築までは予算が回らないようだ。それに、地域単位での活動が主となる自治体の子育て支援策で、Webサイトがどこまで効果を発揮できるか、判断は難しい。
システム屋としては、ばんばん予算を投入して子育て支援サイトを各自治体に作ってもらいたいところだが、国民としては税金の無駄遣いも困る。ある程度ユーザ自治体が増えてくれれば、ASPなど低コストでサービスを提供できる可能性もあるのだが。

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