オフィスのPCにSource Code Proフォントをインストールしたのを機会に、入っているフォントを整理しようと考えた。有償・無償含めていろんなフォントがいっぱい入っており、中にはまったく使ったことのないフォントも少なくない。Illustratorでフォントを選ぶとき、これらの全フォントリストがフォントメニューにずらっと並んで表示されてしまうため、イライラさせられる。
NexusFontは、フォントをGUIで管理してくれるツール。その大きな特徴として、システムにインストールされていないフォントでも、一時的に利用可能(表示可能)にしてくれるというもの。汚いので滅多に使わないけれど、他に該当するフォントがないときにどうしても使うことになるリコーのHGフォント(Officeにくっついてくる)など、これで管理してやればいいだろう。
NesuxFontからアーカイブファイルをダウンロードする。最新版は2012年7月5日にリリースされたNexusFont 2.5.8.1582。これをクリックするとインストーラが起動するので、適当なディレクトリをターゲットにしてインストール。
起動すると、[インストール済み]フォントの一覧が表示される。デフォルトでは表示文例が英語だけなので、日本語など必要な言語の例文をペーストしてやる。日本語なら漢字、カタカナ、ひらがなが混じった文書がいいだろう。ここではGPL宣言の文頭を使った。
不要なフォントを整理するには、保存用のフォルダを作っておく。メイン画面で不要フォントを選び、右クリックの[フォルダにコピー]で保存用フォルダにコピーする。コピーが完了したら[フォント]メニューの[アンインストール]を選択する。これでフォントはシステムから削除される。必要になったらフォントファイルを選んで「インストール」を選べばよい。
[セット]を使えば、フォントをファミリー単位など好きなジャンルで分類管理することもできる。