09/23 「教育改善のための授業アンケート」結果

神奈川大学経済学部で教えている情報経済論について、学生アンケートの結果が送られてきた。2年に1回実施されており、自分では2度目だ。301名が受講し、138名が回答した。匿名アンケートなのでなかなか辛辣なコメントも羅列されている。

「あなたにとって、この授業は難しかったですか」という設問に対しては「とても難しい」が25.4%、「やや難しい」が47.1%でほぼ4分の3を占めている。「適切」が26.1%で「やややさしい」「とてもやさしい」はゼロ件だった。

自由回答によるコメントでは「資料がダウンロードできるようになっていた」「役に立つ知識が多い」「情報い関する知識が深まった」といった好評価もあったけれど、ほとんどは不満の声。

「パワーポイントのスライド容量が大きすぎ、印刷に時間がかかった」というのは、たしかに背景とか入れたのがまずかったようだ。次回やるならシンプルに白バックで軽くしよう。

「声が小さい」という指摘も多かった。ネックストラップタイプのワイヤレスマイクを使っていて、自分としては大きな声でしゃべっているつもりなんだけど、教室全体ではどう聞こえているのかはわからない。聞こえないならそう言って欲しい。

意外と「板書して欲しい」というコメントが目に着いた。企業のプレゼンだとパワーポイントのスライドをプロジェクターで表示し、口でしゃべるだけ。板書などしないから、そういう習慣がない。学生は逆に板書されたものは重要だから、それをノートするといったやりかたなのだろうか。企業のプレゼンで90分という長丁場はまず有り得ないけれど。

試験問題が難しい、わからないという不満も多い。あの問題はかなりの部分をITパスポート試験の過去問題から取っている。ITパスポート試験というのは情報処理技術者資格の中では一番やさしいエントリーレベル。高校生や専門学校学生でもちょっと勉強すれば受かる問題だ。それに周りのOL(IT技術者ではない、事務職)にやってもらったところ、50点ぐらいは取れている。講義を受けている大学生が平均点40点というのが情けない。

わかりやすい講義、集中できる講義のあり方というのも、毎回考えている。ただ、自分が大学で学んだのは30年以上前のこと。しかも1クラス24人という小規模教室だったから、その体験を思い出したところで21世紀に300人を教えるのには役に立たない。自分の講義を録画して反省するか? 他の先生の講義を聴講させていただくか? 試行錯誤は続きそうだ。

いずれにしろ、来年は4限と5現の2コマにしてもらうよう、お願いをしている。人数が分散するので、もう少し落ち着いて講義ができるだろう。今年は多すぎた。

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