09/07 またもや決算書の訂正 別表はなんのために?

融資の申し込みをしている銀行から電話があり、審査に通ったのか落ちたのか、ドキドキしながら受話器を取ると、「出していただいている決算書に間違いがありました。修正して税務署の受領印をもらって再提出いただけないでしょうか」と。

これまでに2回だったか、間違いを指摘されて再提出をしている。開業以来、知り合いの税務事務所に経理・決算を頼んできたのだけど、3年前にいろいろあって自分でやることにした。経理は経理ソフトに通帳や領収書の内容を入れてやれば、自動的にできてしまう。決算書も貸借対照表や損益計算書は自動的に作ることができる。問題は申告書とか別表のたぐいだ。

高級な経理ソフトだと別表まで自動的に作ってくれるようだが、うちで使っているソフトにそんな機能は備わっていない。税務署から送ってくる申告書に手書きで数値を入れるか、国税庁のサイトからひな形PDFファイルをダウンロードして書き込むしかない。このPDFファイル、ことごとくパスワード保護されていてIllustratorなどで開くこともできない。仕方がないのでパスワード解析サイトに1個ずつアップロードし、パスワードを解析して開ける状態にしている。

PDFをIllustratorで書き込みするにしろ、用紙に手書きするにしろ、財務諸表と連動していないので、あちこちから数値を拾って計算し、転記しなければならない。これがすごく面倒だし、間違いが発生するのだ。今回指摘されたのもこれが原因による間違い。

なんと過去3年分にわたって間違いが発生していた。一カ所間違いを直すと、それが別の用紙に転記されていたりするので、3ページぐらい直してやらないといけない。

ここではっきりしたのは、税務署は別表の内容をまったく見ていないということだ。銀行や保証協会は1円の違いも見逃さずにチェックを入れてくる。だけど申告書、別表はそもそも税務署への申告のために作成している書類であり、これが有ったから・無かったから企業の経営状態を正しく把握できるというわけではない。

10枚以上にわたる別表は、なんのために作らされているのか。チェック機関であるはずの税務署が3年間にわたって中を見ていなかった。必要ない書類を作るためだけに税理士という職業が存在するのか。税理士という職業を維持するために無駄な別表が存在するのか。経営者は決算書をもっとシンプルにし、自分たちで申告できるように主張すべきではないだろうか。

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