03/13 JPNICにクラスCアドレスを返却

エルデがIP接続をしたのは1995年4月のこと。小滝橋のカメオインタラクティブのオフィスにエルデとハイパー研、それにもう1社ハイパー研つながりの1社が入居し、4団体で1本の専用線を共有して始まった。当時の専用線接続は価格破壊した東京インターネットでも1か月40万円ぐらいする高価なもので、とても弱小エルデ1社ではまかないきれなかったのだ。その時、IP接続するならIPアドレスが必要だということで、クラスCのアドレスをJPNICから割り当ててもらった。

ところが、いざSunのワークステーションでWebサーバを立ち上げたものの、外部からさっぱり見えない。翌日には国内からは見えて、その翌日にはアメリカで見えたとか・・・ ルーティング情報が伝わるのにものすごく時間がかかっているようだった。

JPNICから割り当てをもらった202.246.190.0/24というアドレスは、「プロバイダ非依存アドレス」というもので、JPNICが管轄しているものの、文字通りどのプロバイダの下にもぶらさがっていない。これに対し、通常のプロバイダ依存アドレスは、ブロック単位でプロバイダに割り当てられたものを分けているため、上位ノードでルーティングが決めやすい。

1、2週間待ってみたけれどヨーロッパからは見えないというような状況が続いていたた。エルデはともかく、カメオインタラクティブは世界各国を相手にビジネスをしているため、仕事にならない。このアドレスを使うのは諦め、東京インターネットからIPアドレスを割り当ててもらい、どうにか世界中に情報発信することができるようになった。

202.246.190.0/24のアドレスは持っていることも忘れてしまい、たまにJPNICから管理者が残っているか確認の手紙が来た時だけ返事を返しておいた。

ところが、IP4が枯渇するという事態が現実化し、JPNICでは放置されていた「歴史的PIアドレス」(歴史的経緯を持つプロバイダ非依存アドレス)の回収に乗り出した。とうとう2012年4月からは有料にするぞ、というお手紙がやってきた。つまり今月中に返却しないと4月1日時点での所有者に26,250円の請求がやってくる。

使っていないし、使いようもないアドレスにお金を払うのはばからしい。書類に掲載されていた返却窓口にアクセスすると、IDとパスワードが必要だという。そんなのもの、もらった記憶もない。

メールで問い合わせると2005年にIDとパスワードは郵送しているとの返事。当時は有償化なんて話はなかったから、IDとパスワードを記載した文書なんて行方不明になっている。面倒くさいなぁと思いつつ、期日が近づいてきたのでとうとう重い腰を上げ、ID・パスワードの再申請を行った。3日後ぐらいにJPNICから電話があって存在確認と意思確認。さらに数日後に郵送でIDとパスワードが送られてきた。

JPNICの返却窓口にログインし、「返却」をクリック。Whoisで確認すると、さすがに返却処理はすみやかに実行されたようだ。これで一件落着。

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