02/23 D-One勉強会、広島から牛来さんを迎えて

今夜のD-One勉強会は、広島でソアラサービスを経営している牛来さんを迎えて。彼女は10年前に個人事業としてソアラをスタートしたが、2年前にインキュベーション施設「ソアラビジネスポート」をオープンし、広島銀行や広島電鉄からの出資も受けて県内のSOHOを育てている。

ソアラビジネスポートについては去年講演してもらっており、今回はSO@Rモノづくりプロジェクト<地場企業とクリエイターのコラボ商品開発>について話していただいた。

これはSO@Rが企画し、地元の農業・漁業事業者とメーカー、ショップなどをコラボレーションして新しい商品を作り出すという試み。

竹炭粉を入れたもみじ饅頭「黒もみじ」、広島産唐辛子粉を入れた「赤もみじ」、広島産ドライピオーネをぜいたくに使ったバレンタイン限定チョコレート、夏イチゴのジャムを入れたミルクアイスなどを次々とヒットさせてきている。今回は広島菜キムチを新宿西口で開催される広島グッドデザイン賞東京展示会で披露するために上京したのだという。

たとえば赤もみじは、「唐辛子入りの饅頭なんて、まずくて売れるか」と難色を示したもみじ饅頭大手のやまだ屋社長に試作を繰り返し、2年がかりで納得してもらったという。広島菜キムチも、老舗漬物屋に「作ったことあるけれどおいしくなかった」と言われ、呉で新技術開発された高温高圧プレス機による小魚粉末の出汁を加え、まろやかでおいしいキムチを作ることに成功した。

ソアラは商品製造はやらないけれど、商品企画、ネーミング、パッケージからPOP、のぼり旗までのデザイン、広報、プレス対応、流通支援まで、ありとあらゆる場面にかかわり、全力で応援している。

農業や漁業など1次産業、製造業である2次産業、そして流通やマーケティング、企画などの3次産業。これらの

1+2+3=6

あるいは

1×2×3=6

から6次産業と言われる新しい町おこし事業だ。

赤もみじ、黒もみじはどちらも年間3000万円ぐらい売れているという。そして目標は1億円商品を生み出すこと。安売りに走らず、高級感のあるパッケージデザイン、付加価値などで価格をあげることで、生産者・製造者・企画者のそれぞれがWin-Winな関係を築けるよう知恵を絞っている。

地場製品にこだわるが故に、原材料の生産が追いつかず、泣く泣くビジネスチャンスを逃してしまったことも多々あるという。

PowerNaviという商品を作って売っており、またロコミなど地域振興に係わるビジネスをやっている自分としては、非常に興味を引かれる話だった。懇親会は打ち合わせが長引いて参加できなかったのが残念。

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