2011年を振り返る

今年も残りあと6時間ぐらいになってしまった。まだ仕事が残っていて「今年を振り返る」なんて悠長なことを言っている暇はないのだけど、ちょっと息抜き。

まぁ、日本も世界もたいへんだったけど、ぼく個人というか会社としてもたいへんな1年だった。震災以降は民間の仕事ががたっと減ってしまい、がんばって官庁の入札に応募してみれば落札価格のダンピング競争。無理をして取った案件は大赤字。それでも納期までに完璧なものを仕上げなければ。来年はどうなるのだろうか?

2月:月末の誕生日前日、ようやく二子山の「ノースマウンテン」(5.12a)を登ることができた。3年越し、72便という記録を作ってしまった。1月、2月には終了点直前まで到達し、終了点タッチ落ちという場面も。重圧から解放されたというか、クライミングのモチベーションが下がってしまった。

3月:地震で会社の中はぐちゃぐちゃになったけれど、壊れたものはなく、けが人もゼロ。社員は全員電車で帰宅できた。家の中も本が崩れたぐらい。

4月:12日で結婚25周年、つまり銀婚式を迎えることができた。普通なら子どもたちに祝ってもらうのだろうけど、われわれには子どもがいないので、両親に祝ってもらった。椿山荘で弟夫婦を交えて6人で会食。さらに妻がかつて働いていた豪華客船「にっぽん丸」で横浜ワンナイトクルーズに。

5月:妻の誕生日にブルーノート東京でJoe Sample & THE CREOLE JOE BANDのライブ。今年行ったライブはこれだけか? 久しぶりの単行本『やさしいPascal入門』をカットシステムから上肢した。

6月:義父が78歳で亡くなった。20年前に脳梗塞となってから身体が不自由で、ほとんど口をきかなくなってしまった。さらに8年前に大たい骨を折ってからはほぼ寝たきり状態。大学での講義を終えて羽田へ走り、香川空港から丸亀の実家へ。翌日は告別式、火葬をすませてその日のうちに東京に戻ってきた。香川滞在22時間ぐらいというあわただしさだった。

7月:奥多摩の「冒険の森」で岩場開拓。初めてハンマードリルで穴をあけてケミカルアンカーを打ち込んだ。7月最後の土日に予定されていたオープニングイベントは雨で中止となり、関係者だけでびしょ濡れになりながら体験クライミングを楽しんでもらった。

9月:台風15号で自宅の屋根馬タワーが崩壊し、隣家の車を直撃。15年ぐらい前に建てたもので、グラスファイバーのロープでステーを取っていたのだが、屋根とこすれる部分が傷んでしまい、強風に耐えられなかった。アンテナ保険に入ってなかったので、修理代をどう工面するか青くなったけれど、山岳保険の第三者損害賠償特約で全額降りて助かった。

10月:数年ぶりにハイパーメディア研究会として勉強会を主催。ボイジャーの萩野さんをお呼びして電子書籍について語っていただいた。講演・打ち上げとも手際が悪く講師、参加者にも迷惑をかけてしまった。次回からは、講演の前後30分は余裕をとって部屋を借りることにしよう。

11月、12月:落札した中央省庁と独法の案件が爆発してしまい、ほとんど休みが取れず。それでも工程が遅れまくってしまい、周りの人たちに迷惑をかけっぱなし。独法の案件は来月4日が完成版の納期、14日が最終納品だ。とにかくがんばるしかない。

前半は地震、夏は雨、後半は忙しくてクライミングはあまり行けなかった。ノースマウンテンを登れたのと、冒険の森で巨大な岩壁を発見し、開拓という目標ができたのが今後につながりそう。

ジョギングも、ここ2か月は余裕がなくてほとんど走っていない。調子がいい時は12kmぐらい走れるのだけど。登山はとうとうゼロ回に終わる。

去年の春に種駒を打ち込んだホダ木から秋になって数個のシイタケが生えた。来春に期待したい。次はヒラタケを植えようと、ぼちぼちホダ木を集めている。みんなの森でブルーベリーをいただき、ジャムを作ったことから興味を持ち、夏にブルーベリーの木を2本ほど植えた。早ければ来夏から収穫できるそうだ。

ビジネス書とかハウツー本はなるべく読むのをやめ、文庫で古典を読むことが多くなった。若いころに買って、何度かトライしたけれど読み切れていなかった本が、不思議と読み通せるようになった。感覚が違ってきたのだろうか。

『吾輩は猫である』 夏目漱石
『沈黙の春』 レイチェル・カーソン
『路上』 ジャック・ケルアック
『山のパンセ』 串田孫一
『星と嵐』 ガストン・レビュファ
『アメリカの鱒釣り』 リチャード・ブローディガン
『ホモ・ルーデンス』 ホイジンガ
『栽培植物と農耕の起源』 中尾佐助
『ウェブ×ソーシャル×アメリカ』 池田 純一
『まいにち富士山』 佐々木重良
『生命は、宇宙のどこで生まれたのか』 福江翼
『ニッポンの書評』 豊崎由美
『暗号化』 スティーブン・レビー
『facebook使いこなし術 パワーユーザーが明かす「楽しむ秘訣」 』 根岸 智幸
『倒産社長の告白』 三浦紀夫
『出版大崩壊 電子書籍の罠』 山田順
『電子書籍奮戦記』 萩野正昭
『3・11メルトダウン』 JVJA
『知れば知るほど面白い 朝鮮王朝の歴史と人物』 康 熙奉
『民宿雪国』 樋口毅宏
『経済学・哲学草稿』 カール・マルクス

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