10/22 TeXユーザの集い2011

雨の中、昼から東北沢の東大生産技術研究所で開かれた「TeXユーザの集い2011」へ行ってきた。出遅れてしまい、乙部さんの開会の辞は聞き損ね、アンテナハウス村上さんの「電子書籍とWebとXMLの組版技術」の途中から入場。これはきちんと最初から聞くべきだった。

その後のプログラムは

LuaTeX-jaの開発 北川弘典
TeX Live 2011 and some possible extensions Norbert Preining
非TeXユーザーのTeXをめざして -TeX総合支援ツールとしてのKeTpicの利用 北原清志
EPUBからTeXに変換-電子雑誌「OnDeck」の取組紹介 福浦一広
Wikisource/Wikibooksにおける数学書の整形 -解析概論プロジェクトを中心として 黒木裕介
ライトニングトーク
 わたしのやてふ環境 山本宗宏
 いつも心にLaTeXを 八登崇之
 ReVIEWを用いたPDFとEPUBへの変換について 高橋征義
 TeXを利用した書籍の編集制作 森田尚
 OpenOffice.org/LibreOfficeとTeX 鎌滝雅久
pTeXのこれまでとこれから 奥村晴彦

インプレスの電子雑誌「OnDeck」編集を担当している福浦さんの発表は、EPUBファイルをツールでTeXに変換するという作業の紹介。TeXで組み版した書籍をEPUBに変換しているのかと思ったが、逆なんだそうだ。EPUBでは電子雑誌ストアが扱ってくれず、TeXを経由してPDFにして、やっと売れるという。なんと元のEPUBファイルはエディタで書き起こしているとは。

ラストを飾った招待講演の奥村先生。今年は生誕60周年、「LaTeX 美文書作成入門」第1版から20周年ということで、ご自身の半生と美文書第1版から改訂第5版までを振り返り、TeX環境や使われてきたフォントの変遷などを軸に日本におけるTeXの流れを話された。

「もはやdviはいらない、PDFでチェックし、PDFで印刷すれば良い」というのは、確かにそうだ。自分ではまだ中間チェックはdviでやっているけど、工程を見直した方がいいかな。それと、PDFにひらぎのフォントが組み込めないのはなぜ?

会場では藤原さんとご挨拶。風穴さんもいたけど、挨拶するタイミングを逸してしまった。最後のアンケート書いていたら、お気に入りの4色ボールペンを落としてしまったらしい。ショック。

ところで、毎回TeXユーザの集いに参加すると、新しいTeXのディストリビューションとかツールの名前を耳にして驚く。TeXは仕事の道具だから一度環境を作ってしまうと、無理に新しいものを追いかける気にならないからだろう。TeX Live、e-pTeX、LiaTeX-ja・・・ ちょっとは勉強するか

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