8/24・25 伊豆のご先祖様を訪ねる

父方の祖父母は、二人とも伊豆市市山(いちやま)出身で、同じ土屋姓である。伊豆のあたりは土屋が多いので、特に近い親戚というわけではないのだろう。父は生まれも育ちも八王子で、本来なら故郷は八王子ということになるのだが、市山を故郷と呼んで親しんでいた。葬儀で読み上げた「お別れの言葉」でも

私は本日、皆様方とお別れいたします。長い間、小生に賜った温かいご支援・ご指導に対して心から御礼申し上げます。
思えば、長い年月、自分にとっては実に恵まれた人生でした。懐かしい思い出でいっぱいです。いつも小生の心をとらえていた”ふるさと”市山への思い(よく山道を歩いた天城の山々、狩野川のせせらぎ、寝床で聞いた水車小屋の音など)、戦災で焼けててしまった八王子の小学校、中学校の思い出・・・

と、真っ先に市山の思い出を語っている。父が子どもの頃家は貧しかったし、祖母は遊びを嫌って旅行なんてとんでもない、という勤勉な人だったから、何度も市山へ行ったとは思えない。それでも駅前で「都会」だった八王子よりも緑豊かな市山がよほど印象に残っていたのだろう。
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